PC間接続

LAN接続でActiveSync


 Windows CE 2.0 からは、LANにも対応しました。おまけにLANを通して親玉パソコンとの同期やバックアップができます。これが速いんですよ。シリアル接続と比べ物になりません。最近はLANカードやボードも安くなりましたし、ちょっと挑戦してみませんか?


まずはおことわり

 いきなり堅苦しいのですが、一応、下記の条件での説明になります。


欲しい物をそろえる

 LAN接続するには、何が必要でしょうか?ここでは買い揃える物を一覧にしてみましょう。

 しかし、接続形態として2通り説明しますので、よくよく考えてどちらかのセットを選んでくださいな。


セット1:親玉パソコンとカシオペアのLAN接続のみの場合

LANカード
カシオペアA-55Vに対応しているPCMCIA LANカードです。私はI-O DATA のPCLA/TEを使いました。
LANボード
こちらは親玉パソコン用です。私はI-O DATA のET2/T-PCIを使いました。
LANケーブル
親玉パソコンとカシオペアを繋ぐためのケーブルです。ここでは「クロスケーブル」という、配線が内部でねじくれた物を使います。買う時にはパッケージをよく見て、「クロス」と書かれているものをレジに持っていってください。
RegEdit
これはソフトウェアです。伊藤栄一郎さんのホームページから必要なファイルをよく確認してダウンロードしてください。
Mobile Computer Software Gallery


セット2:親玉パソコンとカシオペア、そして他のパソコンも含む3台以上のLAN接続の場合

LANカード
カシオペアA-55Vに対応しているPCMCIA LANカードです。私はI-O DATA のPCLA/TEを使いました。ちなみにもう1台のパソコンとして私はリブレット50にも同じカードを使っています。
LANボード
こちらは親玉パソコン用です。私はI-O DATA のET2/T-PCIを使いました。
LANケーブル
親玉パソコンとカシオペアを繋ぐためのケーブルです。ここでは「ストレートケーブル」という物を使います。買う時にはパッケージをよく見て、「ストレート」と書かれているものをレジに持っていってください。
ハブ
各パソコンから出てきたLANケーブルをまとめて接続する物です。私は5ポートのcorega HUB5P/9Pを使っています。
RegEdit
これはソフトウェアです。伊藤栄一郎さんのホームページから必要なファイルをよく確認してダウンロードしてください。
Mobile Computer Software Gallery


 ウチでは親玉パソコンのPC9821-Xa7とリブレット50を前からセット1の形でLAN接続していました。ですから、本当はカシオペアが3台目となります。

 親玉パソコンは買ってきたLANボードに付録の説明書を読んで基本設定をしておいてください。ここではカシオペアとの接続でのポイントのみを説明します。


とりあえずパートナーシップ

 LAN接続を使う場合、まずはシリアルケーブルにて接続してパートナーシップを確率しておく必要があります。これを怠ると、いくら設定に間違いがなくても接続できません。

 パートナーシップを確率したら、念のためにバックアップをしっかりととっておきましょう。


必要なファイルを放りこむ

 まずはカシオペアからいきましょうか。

 カシオペアのパッケージに入っていた「デスクトップソフトウェア for Microsoft WindowsCE」というCD-ROMから、下記の5つのファイルをカシオペアの\Windowsフォルダに放りこみます。CD-ROM内のパスは\Optional Components\Ethernet components for Microsoft Windows CE 2.0\sh3です。


 ちなみにこの5つのファイルを欲をかいてCFカードのルートに置いてはいけません。放りこんだら、一度リセットをかけてカシオペアを再立ち上げさせます。


登録ファイルを作成する

 下記のように書かれたテキストファイル「network.reg」を作成します。そして、カシオペアに放りこみます。このファイルはどこに置いてもかまいません。一時的なものです。

 「親玉パソコン名」と書かれたところは、あなたが親玉ハソコンに付けたコンピュータ名を入れます。これは親玉パソコンの[コントロールパネル:ネットワーク:ユーザー情報タブ:コンピュータ名]の欄に記入した名前です。あ、ここには日本語では入れないように。英文字だけですよ。スペースも入れないようにしてください。


ユーザー情報を確認する。


network.reg
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Comm\Tcpip\Hosts\親玉パソコン名]
"aliases"=""
"ipaddr"=hex(3):c0,a8,37,66


 いちいち書き移さなくてもブラウザからコピー・ペーストして、「親玉パソコン名」のところだけ変更すれば結構です。ウチの親玉パソコンはPC-9821Xa7なので、単純に「Xa7」となっています。


登録ファイルで親玉ハソコン情報を登録する

 ここでRegEditの登場です。伊藤栄一郎さんには頭が上がりません。

 RegEditを立ち上げ、[File:Import...]で先ほど放りこんだ「network.reg」を読み込ませます。


[File:Import...]で読み込み。


 ちゃんと読み込まれたか確認するには、“\LocalMchine\Comm\Tcpip\Hosts”を覗いてみて、あなたの親玉パソコン名が一覧に出てくればOKです。確認できたらRegEditを終了してください。


ちゃんと入ってる?


LANカードをカシオペアに挿しこむ

 やっとLANカードの挿入です。

 場合によっては下記のようなダイヤログボックスが現われますが、ここには「NE2000」とだけ入力してください。


「NE2000」と入れる。


 ここでコントロールパネルを開いてみてください。ネットワークというアイコンが密かに増えていると思います。これをポポンとダブルタップして開いてください。


コントロールパネルにネットワークが。


 「NE2000 Compatible Ethernet Driver」というのがアダプタリストの項目にでていると思います。


一覧に「NE2000〜」と出ているはず。


 「オーナー情報」は放っておいてかまいません。


ここはそのまま放っておく。


 IPアドレスの項目では、[IPアドレスを指定(S)]をチェックし、[IPアドレス(A)]「192.168.55.100」を、[サブネットマスク(U)]「255.255.255.0」を入力します。


[IPアドレス(A)]「192.168.55.100」を、[サブネットマスク(U)]「255.255.255.0」を入力。


 「ネームサーバー」の項目は放っておいてかまいません。


ここはそのまま放っておく。


 これでカシオペア側の設定は終りです。


親玉パソコンでの設定

 親玉パソコンにて、ActiveSync用に設定を修正します。親玉バソコンの[コントロールパネル:ネットワーク]を開いて、「TCP/IP ->(あなたの買ったLANボードの名前)」のプロパティを開いてください。この設定例を参考にしてチェックしてみてください。


プロパティを修正していく。


バイント゛


詳細設定


 「DNS設定」の欄には、あなたのインターネットプロバイダーの情報が載っていると思いますが、そのまま放っておいてください。


DNS設定


ケートウェイ


WINS設定


 「IPアドレス」の欄にて、[IP アドレスを指定(S)]をチェックし、[IP アドレス(I)]「192.168.55.102」を、[サブネットマスク(U)]「255.255.255.0」をそれぞれ入力します。


IPアドレスを入力する。


 ここまでチェックし終えたら、コントロールパネルを閉じます。


 次にタスクトレイのWindows CE サービスのアイコンをダブルクリックしてプロパティを開きます。

 [通信ダブ:ネットワーク経由での接続:接続を有効にする(B)]をチェックし、有効にしておきます。


ネットワーク経由での接続を有効にしておく。


 これで一通りの設定はし終えました。ここで一度リセットして再立ち上げしてください。


いざ、ActiveSync!

 一通りケーブルを接続し、カシオペアにてActiveSyncを立ち上げます。接続方法の一覧に「ネットワーク接続」というのが増えているので、それを選択し、接続先に親玉パソコンを選択します。


さぁ、ダブルタップ。


「ネットワーク接続」を選択する。


 問題が無ければこれで接続できると思います。できない場合には、もう一度LANカードやボードの説明書を読んで、そしてこのページを今一度読み直して、再度挑戦してみてください。


 いやぁ〜、ホント、私はわからんのですわ、LANについては。なんか雑誌ではてんで意味不明な言葉ばかりで説明してるし、ちょっと今回はあやしいものになってしまいました。


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