カシオペアを使い慣れた人が「とことんCFカード」だなんだとしゃかりきになっているのを見ると、はじめての人にはとても不思議に感じるようです。なぜCFカードを買い込んでせっせとアプリケーションやデータを移行しているのでしょう。今回はそれを説明してみたいと思います。
カシオペアのRAMは8Mbyteです。増設はできません。でも、アプリケーションやデータはパンパンに詰め込みたいのが人情というものです。
この8Mbyteどまりというのも意味はあります。コストの問題と、RAMをいたずらに大きくするとそれだけ電力を消耗するというのがあるんですよ。まぁ、CFカードを挿しっぱなしにしていれば同じなんですけどね。
それはともかく、データなどをため込むとプログラム実行領域を減らさざるをえなくなります。すると立ち上げられないアプリケーションも出てきますよね。ですからCFカードに移せるものはどんどん移して実行領域に余裕を持たせるというのがCFカードへ移行することの意義なのです。
ここではデータ記憶用が5M、プログラム実行用が3Mと設定しているにもかかわらず、RAM内がパンパンになってしまった場合で話しを進めてみましょう。
| 最初はこういう状態だったとします。データ記憶用が5Mbyte、プログラム実行用が3Mbyteとなっています。 |
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| そこへ8MbyteのCFカードをつけました。 |
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| アプリケーションやデータをCFカードに追いやります。ここでは3Mbyte分を移行しています。 |
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| 本体RAMが空いた3Mbyte分だけ実行領域を増やします。 |
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| 新しいアプリケーションやデータをCFカードに入れていきます。 |
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このように、最初はデータ記憶用が5M、プログラム実行用が3Mとなっていたのがデータ記憶用が2M、プログラム実行用が6Mとかなり余裕ができましたよね。CFカードはRAMの増設にはなり得なくても、立派にRAMの補助として活躍してくれます。
無論、メリットばかりではありません。ここでは良い点・悪い点を挙げてみましょう。
カシオペアがフルリセットをするはめになっても、大切なデータは消え去る事はありません。ノートパソコンとの連携はファイル変換の問題がなければLAN接続以上に速いですよね。
しかし、電力は微々たるものながら消費しますし、〜.DLLなどのライブラリファイルや住所録やカレンダーのデータはCFカードには移せません。
電源オンをしてからCFカードが稼動状態になるまでにワンテンポかかるので、CFカードに入れたアプリケーションは電源オンですぐに起動させるのはファイルの破壊などの危険があります。ま、これはほとんど無いですけどね。
結構これについての問い合わせがあるんですよ。ハードディスクとか起動ドライブが無いうえにこんな事をするから初めての人には面食らうようです。