カシオペアで動くソフトを作ってみたい…。できるできないはともかく、みなさんが一度は思ったことではないでしょうか。実用的かどうかは別として、Windows95付属のメモ帳と「Micorsoft SDK for Java for Windows CE V1.0」があればタダでできますよ。
とりあえずは下記のURLから「Micorsoft SDK for Java for Windows CE V1.0」をダウンロードしてください。7.5MBほどありますが、自作ソフトのためにガマンガマン。
ダウンロードし終えたら、「CESDKJVM.exe」をダブルクリックして親玉パソコンの適当なところにインストールしてください。
親玉パソコンにインストールするだけではありません。カシオペアでJAVAが動くようにするためにカシオペアにもファイルをコピーします。
親玉パソコンにインストールしたフォルダの中にカシオペアに入れるためのファイルがあります。これをすべてCFカードに放りこんでください。詳しくは「とことんCFカード MS-SDK for Java for CE V1.0」を参照してくださいな。
| コピーするファイルのある場所 |
| \Cesdkjvm\Hpc\Sh3 |
一通りインストールし終わったら、JAVAソフトを作成してみましょう。
メモ帳でプログラムを書いていき、「〜.java」の名前で保存すれば結構です。作成のポイントとしては、アプレットとして作成するのではなく、アプレットおよびアプリケーションとして作成することです。詳細については各自JAVA関連の書籍を見て勉強してくださいな。
「〜.java」の名前で保存したテキストファイルを「〜.class」というJAVAアプレットに変換するのがコンパイル作業です。
バッチファイルを作成してコンパイルするのが手軽ですので、この方法で説明してみます。
メモ帳で下記の通りに書いて、「Making.BAT」という名称で保存します。これをC:\Cesdkjvm\make\Binのパスに入れておきます。二行目の「ABCDEFG」は拡張子がついていないのに注意してください。
| Making.BATの中身 |
| Set Path = C:\Cesdkjvm\Bin;C:\Cesdkjvm\make jvc C:\Cesdkjvm\make\ABCDEFG |
| 実行して成功するとこんな感じの画面となります。 |
| パラメータの値が許容範囲を超えています. マイクロソフトかな漢字変換 2.70C (C)Copyright Microsoft Corp. 1992-1995 EMSを10ページ使用します。 C:\CESDKJVM\bin> C:\CESDKJVM\bin>Set Path =C:\Cesdkjvm\Bin;C:\Cesdkjvm\make C:\CESDKJVM\bin>jvc C:\Cesdkjvm\make\ABCDEFG Microsoft (R) Visual J++ Compiler Version 1.02.7315 Copyright (C) Microsoft Corp 1996-1997. All rights reserved. C:\CESDKJVM\bin> C1 CU CA S1 SU VOID NWL INS REP ^Z |
「Making.BAT」をダブルクリックで実行させると、成功していれば「ABCDEFG.java」のあるフォルダに「ABCDEFG.class」というファイルが出来上がっています。これでコンパイルは終了です。失敗したら、今一度自分の書いたJAVAプログラムを見直しましょう。
次回、別のプログラムを作成する時は、この「Making.BAT」の中身を書き換えていけば結構です。
出来上がった「ABCDEFG.class」をカシオペアに放りこみます。あ、せっかくだからカッコよくインストールと言いましょうか。これをCFカードのルート(\Storage Cardのパス)にインストールします。
この状態ですと、コマンドをいちいち打って実行しなければいけません。ショートカットを作成しましょう。
さて、ショートカットが出来上がれば実行するのみです。ショートカットをダブルタップしてみましょう。立ち上げまでに10秒くらいかかります。うまくいけば画面が出てくるでしょう。出てくることも無しに終了してしまう場合は、またまた「ABCDEFG.java」の書き直しからはじめます。
自分で作成する前に、どんなものか見てみたいという人もいるでしょう。そんな方のために、サンプルを用意しました。「体重の部屋」のJAVAを書き直したものです。
● jhealce.lzh (2.47KB) のダウンロード
jhealce.class Copyright (c) Jhosua Systems
jhealce.lzhを解凍して出てきた「jhealce.class」と「frame1.class」をCFカードのルートに置いてください。
| jhealce.class「体重チェック」の画面 |
![]() |
C言語で書かれたソフトとは違って実用性は無いのですが、ま、自分で作ったソフトがカシオペアで動くというのは悪い気はしません。ちょっと試してみません?