「雨には、万物の輪郭を引き出す力がある」と語るジョン・M・ハルの表現を借り、次回雨走行の時に思い出し、
万物の輪郭とやらを観察する一つの楽しみが増えた。
たとえば(空想)。
雨は大気汚染でやられた空気中のものさえ洗い流し、万物…なにもかもが雨の中、汚れたZZも雨の中、
バイクも雨の中…そして、いずれ雨もやむだろう。雨上がりのときには、思い切り息するぞ。
そして、森林の中へとバイクを走らせ、交通の邪魔のならない場所を見つけだし休憩だ。
一枚の葉についた水滴。汚れを洗い流した、初々しい緑の葉が生々とした姿をくっきりと表わすだろうな?
止めたバイクに対しても、雨の水滴で輪郭をあらわに描き出してもらう(雨降る中でZZをまつバイクの観察だ)。
古来より、女性と水は関係の深いものとされてきた。海は母とかならばZZは、バイクに対して、女性とみなし会話をし付き合って来た。
ハジキ飛ばす、水滴を見て何を感じ取る事ができるか?不安定な美しさ、消え去ってはあらわれる“今”という時を大切に、
ささえてやらないといけない乗り物、いまだ未完成なバイクと共に死に向かって走る。