「オ〜サブイ!」ビルとビルの谷間の路地に立ち、空を見上げると、そこには澄きった寒気とともに月が輝いている。
吸いこまれる感覚、光のグラディションの美しさ、流れるチギレ雲!憎いね〜、酔った。
酔ったふりして話す…酔ったふりしてこたえよう。皆さんは、おむかえの来る日まで無事平穏を願って、
そう望みはかなうかもね?今は静かに眠りに付いたことだろう。
ZZはこの街を出よう。どこでもいい、とりあえずあの月を追うことにしよう。
未知なる扉を開ける幻想という名の開放感を求め、スーパーシェルパに火を入れ流す…すると現実の壁にあたる。
そう定期便のトラック軍団…。
(夜)働く者…与えられたワクの中で与えられた仕事をして銭をもらう。それ以上の欲を出したところでなんになる。
自由もない走りで流す。皆さんゴクロウサン、ガンバッテください。
今のZZは快楽を求めルートワンを西へ邪魔する者すべて抜き去る。走り走って、体力も意識も感覚が無くなるまで?
と、しかし、寒さと冷たさで体の感覚はマヒする。今日はここまでだ。
農道へと逃げこみ小高い山のてっぺんで休憩!バイクを止めふるえながら月をながめる。負けた。
と言い聞かせ、三ヶ日ICより帰路につく。なさけない走りでふるえながら走るZZは今日は何もみつけ出すことはできなかったが、
次回の幻夢はみつけた気がする。
“月を追い背中で朝日を向かえる旅を”