バラマンディ・フィッシング][
再びラブリバー

食後の団欒 5KB
OZ達と食後の団欒。


擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'11/9遠征


'11/9/21(水)

〜 再びラブリバー 〜


テリー朝食 4KB 昨晩はラブリバーへの再チャレンジに備えて持参するルアーを整理した後、午後10時に就寝。母船ピクーの停泊位置を変えているため、夜中に野焼きの煙が入ってくることもなく快適に寝られた。夜明け前、午前4時頃には隣のベットルームにいるシゲさんが起き出し、ゴソゴソと何かやっている。私は物音で目が覚めたが、まだ起きるには早過ぎるのでベットの中で再びまどろむ。午前6時に起床し、早めの準備に取り掛かりつつ朝食をいただく。メニューはバターとマーマレードを塗ったトーストとミルクたっぷりのシリアル、お気に入りのアップルジュースと紅茶のお手軽スタイル。テリーは横でトーストに塩辛いベジマイトを山盛り塗ってパクついている。ベジマイトはOZ達にとって、なくてはならない物。毎日食べても飽きないと言う。

OZ3人 4KB 午前7時に出船。寄り道はせず、一目散にラブリバーまで走る。昨夕よりは波が落ち着いてはいるのだが、波立っているため潮を度々被る。1時間程でラブリバーに到着。多発するタコクラゲをかき分けてボートを進めると、流域に1件だけあるボロ小屋にOZが3人がいた。彼らはここで生活している訳ではなく、建物は別荘と呼べるような物でもない。釣りはしているがレジャーなのだろうか? テリーと彼らの会話を聞くが、早口なので何をしゃべっていたのか全く理解できなかった。

バラマンディ 5KB スタートはトローリング。ロングAを使って実績のあるストレッチを流す。私が使うタックルはテリーから借りたGルーミスSBR752シマノキュラド200E7を組み合わせたもの。テリーはバラしまくっていた私を不憫に思い、彼が大切に使っている魚のノリが良いGルーミスを持たせてくれた。この竿はスピナーベイト用に作られた物で、エキストラファーストアクション。ノリの良さとしっかりしたバットパワーで、慌てずに大きな魚とやりとりが出来る優れもの。

 一方、ダークグリーン色がお洒落なギア比1:7のリールはスコーピオンXT1500の輸出版といったところか。ベアリングの数は多分同じだが、大柄なグリップが付いたパワーハンドルが装着されている。最初にヒットしたのはシゲさんのロングA。しかし、珍しくフックオフ。その直ぐ後に、リフレクトシートが入っている私のロングAにヒット。ハイギアリールの欠点である力不足は全く感じず、52cmを危なげなくキャッチした。

〜 フラット・シャローゲーム 〜


再びラブリバー 3KB トローリングはこれで終了。一気に池まで走ってシャローエリアのメインチャンネル狙いをする。360°見渡す限り何もないシャローエリアで、うっすらと水中に見えるメインチャンネルを意識しながらキャスト&リトリーブを繰り返す。やはり、オープンエリアでバツグンの成績をあげるシゲさんの竿がイチ早く曲がった。彼は元気の良い65cmのバラマンディをキャッチした後、55cm58cmを追加。この間、テリーは船尾でZBLシステムミノー139Fを使い、フィンガーマーク(30cm)をキャッチした。一方、私はキャストフィールがイマイチしっくりこないテリーの竿を返し、パームスに持ち替える。安定した飛距離が確保できるフラットラップ10で広範囲を探っていたが、2匹をバラして気持ちが凹む。やはり竿が硬過ぎるのか・・・。

シゲ&バラ 5KB ベイスカッド128Fをキャストしていると突然の根掛かり。「こんなフラットシャローで引っ掛かるなんて変だな」と思いつつ、竿をピンピン煽るといきなり動き出し、一気にラインが引きずり出された。相手は根掛かりではなく魚。まさしくビックワンだったが、「うわぁ」と声を上げた瞬間にフックオフした。今回の遠征では、多分何度となくビックワンに遭遇しているハズだが、腕が未熟なために魚の顔すら拝めていない。道具のせいにするのは簡単だが、大物と対峙するにはやはり場数をこなすしかないのかもしれない。

テリー&バラ 4KB 船首で竿を振りながらキャストを重ねていると、良型のバラマンディが射程距離内でウロウロしているのを発見した。サイズは80cmUPってところ。竿先にぶら下がっていたのはラパラサブウォーク。ズングリムックリなスタイルで水平尾翼が付いていたりと、私のストライクゾーンに全くはまってこないルアーなのだが、豪州遠征で使えば認識も変わるかと思い試していたところだった。バラマンディを直撃しないように距離をおいてキャストし、軽くトウィッチさせながら水面下を引いてくると、狙っていたバラマンディが動いてバイト。しかし、ガップリ食ってきた訳ではなく、威嚇したような感じ。

 ルアーを回収して再び同じコースを通したが、今度は全く相手にされない。やはり今のタイミングで使うルアーではなかった事を反省するばかり。狙っていた魚が見えなくなった辺りに、テリーがアイルマグネットを放り込む。すると一発でヒット。水面で激しくファイトした魚はグットサイズ。思わず、「それは私の魚だぁ〜」と声が出る。ゲストに対して遠慮をしないガイドであることは十分承知しているので、彼に釣り負けないように毎回真剣に釣りをしているつもりだが、こうもあっさりと魚を掛けられるのは「アッパレ〜」と言うしかない。アイルマグネットをバックリと咥えていたのは、威圧感すらあるグラマラスなボディをした84cmのグットワンだった。

〜 濁りには赤金 〜


ジューフィッシュ 5KB ポイントを探しながら移動する際にはトローリングをする。シゲさんが赤金のロングA58cmをキャッチ。「別にゴールドボーマーじゃなくていいねぇ」なんて言いながら、キャスティングでも暫く使っていると、今度はジューフィッシュ(66cm)を釣り上げた。私は初めて目の前で見たのだが、オーストラリアの釣り雑誌を見ていると頻繁に出てくるヤツ。2m近くにまで育つ巨大なイシモチのような魚で、日本のオオニベと同じ仲間だろう。釣り上げた時には、イシモチと同様にグゥグゥ鳴いている。

 魚を探してボートを進める。ここでもシゲさんの赤金のロングAが火を噴いた。48cmのフィンガーマークをキャッチしたのち、再びジューフィッシュ(65cm)を手にする。そしてとどめに60cmのバラマンディをキャッチした。昨夜は風が強く吹いたようで、シャローエリア全体が前日に比べ濁っている。こんな状況なので金黒のゴールドボーマーよりも、赤金の方が良かったのだろう。

ロングA 5KB どんな状況でも、竿を出せば確実に魚を釣るテリーは、60cmUPのジャイアントヘリングとバラマンディ(48cm)をキャッチ。一方、私はこの一時間、コツリともアタリがない。ゴールドボーマーには反応がなく、アレコレとルアーを試したがどれも不発。地道にテリーの指示どおりにロングAの赤金を使ってジャーク&トウィッチを続けているシゲさんはやはり凄い。東北人の寡黙な粘り強さが、冗談抜きに釣りに現れていた。

 炎天下、キャスティングをしてもトローリングをしても全くアタリがない私。「なんでワンバイトもないんだ」とボヤいていたら、なんの前触れもなくガツンとビックバイト。一瞬の出来事で、何も出来ずにフックオフ。蛇行しているメインチャンネルの溝の中には、バラマンディが潜んでいるのだろう。何かのタイミングで捕食スイッチが入るようだ。

フィンガーマーク 4KB ボートから数m先に、頭を下に向けて漂っている60cm前後のバラマンディを発見。河川にいる巨鯉が尾鰭を水面に出して川底のエサを漁っているような感じに似ているのだが、鰭をパタパタさせていないのでちょっと違う。ぼぉ〜として漂っているだけので、「私達に釣られた魚だろうか?」とテリーに尋ねると、「あいつは、寝ているんだ」との返事。

 バラマンディ釣りの特徴を説明する時に、「ピンポイントにルアーを10回、20回と打ち込み、寝た子を起こす」という表現をする。まさしく、目の前を漂っているバラマンディが「寝た子」の状態になっているのだ。近くにルアーを通しても、全く反応しないニュートラルなモード。「もしかしたら死んでいるのかも?」と思い、魚体にルアーを当てると、土煙を立てて勢い良く逃げて行った。

〜 マッディ・パッチ狙い 〜


ブルーサーモン&トシ 3KB 真上に上った太陽。前日とは魚のいる場所が変わっているため、濁り水の中うっすら見えるチャンネルを頼りにキャストを繰り返す。強い日差しガンガン照りつける正午前、突然、バラマンディの食いが立ち、私のロングAに3連発バイトした。ストラクチャーも木陰もないフラットエリアで活性が上がる理由が判らなかったが、時を同じくしてテリーが55cmロングAでキャッチ。そしてシゲさんも60cmを追加した。魚が反応するのは、所々にある一坪ぐらいの大きさのマッディ・パッチの所だった。どうやら、そこでは魚が動いて、部分的に土煙が立っているようだ。狙い所が判ったので、ゆっくりボートを進めてマッディ・パッチを探す。

 ロングAだけが当り針になるのは面白くないので、私はアレコレとルアーを試してみる。実績のあるサイドステップB52を試すが不発。マスクバイブを取り出し、ファストリトリーブを試すと、ブルーサーモン(55cm)が食ってきた。マスクバイブで釣った魚は、これで5種目目。変形しやすいので保管や持ち運びに気を使うが、オーストラリアの地でも普通に良く釣れるルアーなのであった。

テリー 4KB 私がルアーをとっかえひっかえ試している最中、シゲさんとテリーはロングAを使って立て続けに55〜65cmのバラマンディを4匹キャッチ。これはマズイぞと、遅ればせながらZBLシステムミノー11FロングAを投入する。しかし、1バイトずつあったのみで、魚を手にすることは出来なかった。

 12時半にランチタイム。普段なら木陰にボートを寄せて涼みながら昼食にするのだが、ここにはそんな場所はない。サンサンと太陽が降り注ぐ360°なにもない場所で、サンドウィッチをパクつく。デザートの小さな洋ナシを食べた後はオシッコタイム。キャストをしている最中は、落ち着かないので、食事前後やポイント移動前のちょっとした合間に船尾で用を足すのがグッド。揺れるボート上では緊張してオシッコの出が悪いのだが、風向きを十分考えてズボンやボートを汚さないように気を使う必要がある。悪戯好きのガイドによっては、わざとボートを左右に揺らしたりするので要注意。怒れた時には、ガイドが座るあたりにたっぷりとオシッコをかけてあげよう。(笑)



〜 やっぱりピンポイント・キャストが楽しい 〜


ピンポイント 5KB のんびりと休憩する間もなくキャストを再開した。風が強まる中、開始5分でシゲさんが赤金のロングAを使い60cmのバラマンディを2匹連続キャッチ。相変わらずオープンエリアでは釣りまくるのであった。午後は風が強くなって水面が波立ち、マッディ・パッチが見えにくくなったので、風裏になるマングローブが茂る岸際まで移動する。水位が下がっているので、まずはトップウォーターで様子を伺う事にした。ルアーは、タングステン樹脂ウェイトをお腹の中に抱えている、ぶっ飛びのガニッシュ115をチョイス。船首に立っているメリットを生かして、岸と平行にキャストしてテンポ良くアクションをさせているとドカンと出た。ガニッシュ115をバックリと咥えていたのは50cmのバラマンディ。ケアンズ近郊の河川では、トップでバラマンディを狙うととても苦労するのだが、ここでは遠慮なくルアーに飛び出してくるから癖になる。

エスチュアリーコッド 5KB 少しずつボートを進めストラクチャー撃ちを繰り替えす。狙っているピンポイントに、ルアーがビシビシと決まる日はとても楽しい。時として魚を釣るのが目的なのか、ピンポイントにルアーを入れるのが目的なのか、判らなくなってしまうくらいキャストを重ねてしまう。釣行が6日目ともなると、殆ど中毒状態だったりする。「いかにも」って感じの倒木には特に慎重にアプローチ。一発でスポットに入れば、狙いどおりに魚が出る。ロングA50cmのバラマンディをキャッチした後、35cmのエスチュアリーコッドを追加。珍客に驚いていたのも束の間、今度はクロダイ(35cm)を釣り上げた。

 やはり倒木の下が、魚達のフィーディングスポットになっている。シゲさんが50cmのバラマンディ、テリーがバラマンディ(40cm)とマングローブジャック(35cm)をキャッチした。狭いエリアに様々な捕食魚がいる事に驚くが、当然ここには、彼らの胃袋を支えている豊富なエサがあるハズ。人の手が加わらず、持続可能な生態系がしっかり守られている。コンクリート護岸された溜池のブラックバスやブルーギルのように、単一魚種ばかりにならないのだろう。

〜 バラマンディ・パラダイス 〜


コチ&テリー 4KB ストラクチャー狙いでバラマンディ(60cm)を追加した後、昨日も竿を振ったクリークの入り口、払い出しにやってきた。テリーがエスチュアリーコッド(35cm)とマゴチ(47cm)、バラマンディ(65cm)をロングAで立て続けにキャッチ。池の中で、これまで釣れなかったマゴチが突然姿を現しビックリ。何が釣れるか全く判らないような釣りは結構楽しい。私もテリーの指示どおりにロングAで丁寧に探って、60cmのバラマンディを2連発。更なる追加を期待したが、このポイントはこれで打ち止めとなった。

倒木 3KB ボートの向きを変え、沖にポツンと見えていたストラクチャーを目指す。近づくと、それは流れ着いた枯れ木。昨日狙っていた倒木よりも枝張りが貧弱で、付いてる魚が少なそうだったが枝に引っ掛けないように注意してキャストを始めた。最初に出たのはシゲさんの赤金のロングA60cmのバラマンディを巧みに引き寄せてキャッチ。この後、直ぐに彼は55cmを追加した。

ロングA 5KB 私の竿先にぶら下がるのもロングA。しかし、ここでは、あえて反射板入りのタイガーカラーを使う。このルアーは同じ名前が付いているのだが、使っている樹脂が違い、ラトル音も違うので、一般的なロングAとは別物として扱ってる。反射板入りロングAの力量を確かめようと、倒木ギリギリにルアーを打ち込みバラジャークをかます。するといきなり55cmのバラマンディが躍り出た。リリース後の1投目、またしてもヒット。同サイズを一気に抜き上げ、即座にリリース。同じ場所にルアーを打ち込むと、またしても同サイズが出た。5分程の間に3匹をキャッチ。「これは凄いぞ〜」と、ルアーを手に取りマジマシと見ると、内部にたっぷりと浸水。バラマンディの激しいファイトで腹部にクラックが入ってしまったようだ。1本しか持ち合わせていなかった反射板入りロングAはこれにて成仏。

 その後、塗装がアチコチ剥げてきているゴールドボーマー55〜60cmを3匹追加。一方、テリーは50cmのバラマンディを釣った際に、尾部にクラックが入った事に気がついた。「以前のボーマーはこんなに弱くなかった」と言いながら、尾部をペンチで握り潰してこれを廃棄した。確かに彼が言うとおり、最近購入したロングAはクラックが入ったり、塗装が剥げやすかったりと消耗が激しい事を私も実感している。テリーは、ルアーをアイルマグネットに交換。すると、一人入れ食いモードに突入した。まるでカツオの一本釣り漁師のように2〜3分毎に魚を水揚げ。50〜60cmのバラマンディを5匹、40cmのコッドを1匹、60cmのマゴチを1匹を私達に見せ付けた。

〜 ラブリバーのボート・レコード 〜


テリー 4KB 私とシゲさんは、横で次々に魚を抜きあげるテリーに煽られっぱなしな感じ。魚のやり取りの邪魔にならないよう、その都度キャストの手を休めるので、ルアーを投げる回数が減っている。本来、ゲストがお金を払って雇っているガイドに遠慮をする必要もないのだが、奥ゆかしい秋田県人と静岡県人はテリーの相次ぐファイトに見入ってしまった。テリーの猛攻が下火になった頃、シゲさんはZBLシステムミノー11F55cmのバラマンディをキャッチ。その後、良型を掛けたのだが、倒木の中に潜り込まれてこのルアーをロストした。ルアーを失っても悪態をつかないところは、「さすが東北人のシゲさん」という感じ。私やテリーだったら、その時の反応は全く違うだろう。

 結局、ポツンと1本横たわる倒木周りで17匹をキャッチ。これ以外にもかなりな数の魚をバラしていたので、相当数の魚がいたハズだ。魚がいない所には全くおらず、いる場所にはウジャウジャいるこのラブリバー。ここでのテリーのボート・レコードは、3人が丸1日竿を振って初日にバラマンディをメインに130匹、2日目は85匹とのこと。まるで放流直後で入れ食いが続く、マスの管理釣り場状態だったに違いない。まさにバラマンディ・パラダイスなのであった。

ピクーに連絡 4KB 反応がなくなった倒木から、岸際のマングローブ林を打ちながら下流へ移動する。ここでは、テリーに見習ってアイルマグネットを取り出す。前年10月のヒンチンブルック釣行で、持っていなかったために辛い思いをしたので、今回はしっかりボックスの中に入れてきた。9cmで10gという、豪州の猛魚と戦うには貧弱な感じがするミノーなのだが、とてもしっかりした作りで丈夫で長持ち。太軸リングやフックを背負わせても、しっかり泳ぐところがありがたい。ガイド達に愛用されている理由が良く判るのだ。上げ潮が効きだし、水位が上昇し始める中、マングローブの根際をテンポ良く狙ってゆく。狙いどおりにアイルマグネット55cmのバラマンディをキャッチ。同じポイントでシゲさんがストックのZBLシステムミノー11Fを使いバラマンディ(53cm)と60cmのターポンを釣り上げた。

 なんとなく気になっていたのだが、船上で酸っぱい臭いがしていた。臭いの元はなんだろうと探していたら、船首の収納場所に置いてある白いボトルが原因である事が判明。中身をテリーに聞くと、クラゲに刺された時の応急処置用のお酢とのこと。これが、少しずつ漏れ出ていたようだ。オーストラリアの海水浴場では、ビーチにお酢が置いてあるようだが、クラゲに刺された時に酢を使うことにより、逆に触手にある刺胞を刺激して刺される場合があるとも聞いている。幸いクラゲには刺されることもなく、お酢のお世話にならなくて済んだが、果たしてその効果はいかに?

〜 アーチャー湾内クルーズ 〜


エイ 1KB 午後4時半にラブリバーのプチ遠征を終了する。河口エリアのクイーンフィッシュ狙いもやりたかったのだが、既に帰る予定時間を1時間もオーバー。しかも、前日よりも風が強く外海の荒れ具合が心配されたので、後ろ髪を引かれつつポイントを素通りする。河口を出る際に、テリーは念のために母船ピクーに携帯電話でメールを入れる。以前は無線機を持っていたのだが、この何もないような場所で果たして携帯が使えるのだろうか。返事を待たずしてウネリが見える海にボートを進めた。ボートの左右バランスを安定させるため、私とシゲさんの座る場所を調整し、うねる波間を激しくバウンドしながら岸を右手に見ながら北上する。両足で踏ん張りつつ、上半身には力を入れずに腰と背中でバウンドした時のショックを吸収し、大きなウネリを乗り越える。

ジェフ 4KB 小一時間掛かって、無事にアーチャーリバーの河口に到着。本日はこれで終了かと思いきや、鳥山を発見したのでボートを全速力で走らせ、現場に急行する。スナップに通したのは、メタルジグとスプーン、ミノーを融合したようなデュオプレスベイト・フュージョン。昨年の遠征も持参していたのだが、ガイドのレス・マーシュが物珍しそうに触っていたので、自分が試す前にプレゼント。今回の遠征に再び買い足して持ってきたのだが、これまで出番がなかったヤツなのだ。期待していたが、残念ながらノーバイト。このエリアのベイトは随分小さく、ベイトに付いているクイーンフィッシュは、ルアーサイズがマッチしていないと見向きもしない様子。サージャーに交換して1バイトあったがフッキングミス。その後、テリーがメタルジグ50cmのクイーンフィッシュを1匹釣っただけで、いつの間にか鳥山は消えてしまった。

晩御飯 5KB アーチャー湾内を暫くクルーズしながら魚を探していると、アチコチに座布団ぐらいのサイズのエイが泳いでいることに気が付いた。しかも、マンタを小さくしたようなこのエイは求愛中なのか、水面上に時々ジャンプするのである。ボートの周囲を仲良くペアになって泳いでいるのも見掛け、その様子は微笑ましかった。エイがゆったりと泳ぐ姿を目で追いつつ、キャストを重ねる。アボリジニの掘っ立て小屋があるロッキーエリア前が、本日のラストポイント。強風で底荒れがしているのか、黒く腐ったウィードが大量に流れ出し、まともな釣りが出来ず気持ちが凹む。午後6時半前、シゲさんがラインの高切れで吹っ飛ばしたZBLシステムミノー11Fを回収して納竿となった。

 今宵の晩御飯は、ジェフが焼いてくれたOZビーフステーキ。私の好きなガーリックトーストも出してくれて大満足。食後はアイスクリームとフルーツの盛り合わせで、幸せな気分にどっぷり浸かる。食後は、ジェフのPC内に保存されている写真を鑑賞。変化に富むアラクンの風景と釣りや狩猟の写真を拝見した。母船ピクーを管理しているジェフとスーは、仕事が一段落してからボートを出して釣りや鉄砲撃ちしているらしい。今日は野豚を撃ちに行ったが、戦果は次回にお預け。このエリア内には黒くて太ったヤツがゴロゴロいるようなので、チャンスがあれば拝めるかもしれない。それにしても、船上生活をしながら、釣りや鉄砲をやって生活出来るなんて羨ましい限りだ。決して金銭的には恵まれているとは言えないが、短い人生の中でこんなライフスタイルもありだろうと思いながらベットに潜り込んだ。

6日目の釣果結果

TOSHI

SHIGE

TERRY

バラマンディ

13

15

13

マングローブジャック



1

クイーンフィッシュ



1

フィンガーマーク


1

1

ジューフィッシュ


2


エステュアリーコッド

1


2

マゴチ



2

ブルーサーモン

1



ターポン


1


ジャイアントヘリング



1

クロダイ

1





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