豪州バラマンディ・フィッシング Z
ジョンソン川のGTフィーバー

ジョンソンリバーボートランプ 6KB

魚種が豊富なジョンソンリバー。今回は何が釣れるかな?

擬似餌の玉手箱>豪州バラマンディ・フィッシング>'02/12遠征

'02/12/21(土)

〜異常気象の影響〜


バラクーダ 5KB 朝食にナツメ椰子の実とミルク&ハチミツをたっぷり入れたフレークとトーストを食べ、手早く荷物を束ねて3日間滞在したカードウィルの街を後にし北上。暫く車を走らせながら、何処に行こうかと思案する。タリリバーは水位が極端に低いためキャンセル。今年は異常気象で雨が非常に少ないため河川水量は乏しく、ボートで攻められるエリアは極めて限られる。淡水に住む魚達はボートが入れない上流へ上がってしまっているようだ。

 ガイドからリバプールクリークジョンソンリバーのどちらにするか問われたが、魚種が豊富で必ず何か釣れるジョンソンリバーに私の一存で決定。午前8時にボートランプへ到着し、準備を整えすぐさま出船した。先ずは汽水域で一勝負。ボートを流しながらマングローブの根際を徹底的に狙う。本日の1本目は私の操るマーゲイに激しくアタックしてきた40cmUPのGT。続いて相棒がアスリートで35cmのGT、ガイドのテリーが鋭い歯を持ったバラクーダ(50cmUP)とGT(35cm)をステイシーver2で仕留めた。

 このエリアは魚が溜まっているようで、ルアーに何度もチェイスがある。しかし中々フッキングには持ち込めない。やっとの思いで、私がシュガーディープ、ガイドがステイシーver2でメッキクラスのGTを2匹追加。その後、係留船の下をステイシーver2で攻めていたガイドがジャングルパーチを釣り上げた。ジャングルパーチは別に珍しいわけではないハズなのに、彼はこの魚にとても驚き、しきりに不思議がっていた。この魚はバスっぽい姿をしており、密林ジャングルの中を流れる河川に生息しているのでジャングルバスとも呼ばれ、基本的には淡水に住む魚。長年ガイド業を営んでいるが、この時期、海水域でジャングルパーチを釣ったのは初めてだと言う。これも異常気象の影響なのか。日本より赤道に近いこの地域は気象変動の影響をモロに受けやすいのではないか。

〜GTフィーバー〜


 魚は釣れるがイマイチぱっとしないので、サウス・ジョンソンリバーを溯り、淡水域を攻めることにした。ガイドのポッパーに数回、スーティーグランターやマングローブジャックがアタックしたがフッキングには至らない。魚が小さく、数も少ないので、更に30分程上流へ向ってボートを進める。淡水域で最初に釣ったのは新商品ビーフリーズLBを投げていた相棒。彼はMJとスーティーグランターを1匹ずつキャッチ。これに負けてならじと、私はガイドから奪い取った、投げて巻くだけで釣れてしまう豪州製の細身クランク ウィップラッシュでグットサイズのスーティーグランター(40cmUP)、SH60SPで小型のスーティーグランター、そして魚を1匹釣るのにホント苦労するエドニスでGT(43cm)を各1匹ずつキャッチ。ガイドはバックシートから時折キャストをしながらNWポッパーでスーティーグランターをキャッチ。続いて河川のコーナー部、シラサギが飛び去った時に起きたボイルをK-TENで直撃してGT(48cm)を追加した。

 どうやらGT(30〜50cm)のまとまった群れが入って来ている様子なので、午後1時を周っても昼飯を食べずに炎天下の中で竿を振る。因みに水温は30℃。真っ昼間にも関らずアチコチでボイルが起こるので、鼻息を荒くしてボイル目掛けてキャスト打ちまくり。このエリアでは私がシュガーディープで2匹、アスリートピンテール1ozで2匹、相棒はアスリートで3匹を釣り上げた。

〜中国製ルアーに注目〜


モーゼスパーチ 5KB 午後2時過ぎに遅い昼食を摂る。いつものハムとレタス、トマトをパンに挟んだ即席サンドウィッチを胃に流し込みながら、ルアー談議をする。ガイドの最近のお気に入りは中国製の大きなミノー。フックやリングを太軸に交換しても全く影響ないほどのハイフロートでラトル入り。カラーはマリアっぽい感じで、姿はボーマーってところ。名前は確かB52だったか・・・。価格を聞くと僅かA$5とお手頃だ。ほんの数年前まで、中国製のルアーなんて品質が悪く全く相手にできなかったシロモノ。しかし、日本のルアーが中国で沢山作られるようになり、導入された高い技術と安い労賃で、安くて使えるルアーが増えてきている。数年後には、中国製のルアーが世界のトップに君臨するかもしれない。

 一服した後は一気に川を下る。川の真中にある緑色の標識がある島周りで、暫くキャストを繰り返す。そこではガイドが手のひら程度の魚をバンジーキャストメタルスプーンでキャッチ。私が未だ釣ったことがないフィンガーマークかと思い、喜んだのだがチョット違うようだ。名前はモーゼスパーチ。最大で50cm程度になるキビレ似の魚で、側面に親指を押し付けたような黒いマークがあるのが特徴だ。この1匹により、また豪州で釣った魚種が増えたことになる。

〜サウスからノースへ〜


 午後4時、サウスジョンソンリバーからノースジョンソンリバーへと移動。最初に河口の汽水域でトローリングを試してみる。使うルアーはディープシェイカー85F。このルアーは5m程度潜行するディープダイバーだが、引き抵抗が少なくバスロッドでも十分トローリングを楽しむことができるので、豪州遠征で愛用している。ガイドが魚探を見ながらボートを進めるが反応はない。一旦ルアーを回収しようとラインを巻き取り始めると、何だか少し重い。ゴミを拾った感じがしたのでグイグイと巻き取ると、ルアーの先に拳ぐらいの黒っぽい物体がついていた。物体の正体はフックが口と尾鰭に刺さり、丸く団子状になったゴールドスポットコッドであることが判り船内は大爆笑。私はバイトしたのを全く気がつかないまま、延々とトローリングをして魚を引きずり回していたのだろうか?

コット 5KB 続いてヒットしたのは同行者。ガイドから借りたディープシェイカー85Fに大物がヒット。しかし、一瞬の内にラインテンションがなくなった。巻き取ったラインの先端にあるリーダー(50lb)が途中でスパッと切れている。どうやら魚の正体はバラクーダだったようだ。豪州には鋭い歯を持った魚が沢山生息している。歯を持った魚を釣ると塗装はボロボロ、ルアーには穴が空き使い物にならなくなってしまうことも多い。そんな魚の歯にラインがあたるとスパッと切れてしまうのだ。

 ガイドがトローリングでディープシェイカー85Fを使い、ゴールドスポットを追加した後は反応がないので川を溯る。ターポンが群れてライズしているエリアを発見したので、懸命にキャストを繰り返す・・・。炎天下で一日竿を振り続けていると何かの拍子に集中力がブツッと切れる時がある。それがこの時に突然起こった。キャストは精度を欠き、マングローブ樹木の上の方にルアーを打ち込んだり、トウィッチの際に船縁をロッドで何度も叩いてしまうような有様。目の前に魚が沢山いるのに、樹上に引っ掛けたルアーを回収する度に船を近づけるので釣果が上がらない。肩を回したり、コーラを飲んだりして気を落着かせキャストを再開。辛うじて私がDDパニッシュで45cmのターポンを釣り上げたが、いつのまにか魚が何処かに消え失せてしまったところでタイムアップ。

 午後5時半頃、ボートランプから船を引き上げ、1時間程車を走らせてガイドのお宅に到着。テリーの古くからの客である埼玉から遊びに来ていた歯医者さん夫婦と暫し歓談。食事はマリアさんが腕を振るったバラマンディとポテトのグリル料理を腹一杯頂く。食後はクリスマスに向け、華やかにライトアップされた丘の中腹の家々を見学に行き、遠征4日目が無事終了した。

4日目の釣果結果

TOSHI

TORU

TERRY

ジャングルパーチ




GT




マングローブジャック




スーティーグランター




コッド




ターポン




モーゼスパーチ




バラクーダ






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