ハイテクインター/【業界初】異なる帯域のWi-Fi回線冗長化で監視カメラ映像が途切れない

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たった30分の簡単設定で常時監視や災害対策用の安定した映像伝送を実現

ハイテクインターは業界初となる5GHzと2.4GHzを組み合わせたWi-Fi冗長化ソリューションを発売しました。

 

産業用のネットワーク・映像機器を開発するハイテクインター株式会社(社長:旦尾 紀人、本社:東京都渋谷区)は、異なる帯域では業界初のWi-Fi回線冗長化ソリューションを2021年7月に発売開始いたしました。

■Wi-Fiを利用した映像伝送の課題は「通信断」
Wi-Fiを利用した映像伝送システムの課題の一つに、DFS障害や電波干渉などによる通信断の発生があります。中でも、気象レーダーや空港が利用している5GHz帯は、レーダー波を検知すると代替チャネルを探すのに最低でも60秒の通信断が生じます。特に、監視カメラ映像などが途切れてしまうとセキュリティ上大きな問題に繋がります。

■2.4GHz帯は冗長化ができず、5GHz帯対象の製品は販売終了
5GHzと2.4GHzを組み合わせたWi-Fi冗長化のソリューションはこれまでになく、5GHz帯の中で冗長化できる他社メーカーの製品はありましたが、販売終了になってしまいました。Wi-Fi回線冗長化ができる製品が市場から姿を消してしまったことで、多くのお客様から新たなソリューションを求める声を頂きました。

■業界初の5GHzと2.4GHzを組み合わせたWi-Fi冗長化ソリューション
そこで、ハイテクインターは5GHzと2.4GHzでのWi-Fi冗長化ソリューションを発売しました。特徴は、通信が途切れないだけでなく、簡単設定で安価となっている点です。
「回線冗長装置」を映像伝送システムに組み込むことで、リンクアグリゲーション機能(複数のネットワークを並列に組み合わせて、1つのネットワークに障害が発生した場合に冗長性を提供)によるWi-Fiの冗長化を実現しています。一方のネットワークが途切れた場合に、もう一方のネットワークにシームレスに遷移して通信を継続することができます。5GHz帯の中だけでなく、2.4GHzの回線も冗長化の対象としたのは業界初(自社調べ)で、2.4GHzしか利用できないお客様にもご利用いただくことができます。

■常時監視や災害対策にも幅広く活躍
利用シーンは幅広く、気象レーダー、空港、発電所、駐車場、商店街、病院などの日常的な利用以外にも、昨今の異常気象や豪雨に伴う河川監視といったリアルタイムな状況把握が必要となる災害対策にも最適です。

■低コスト・簡単設定で導入しやすい
通常、冗長化の設定は3-4時間かかりますが、本ソリューションはあらかじめ弊社が用意する設定ファイルを投入し、20-30分で簡単に利用開始できます。各2台セットのパッケージで約28万円とコスト面も抑えたことで多くのお客様にご利用いただくことができます。
常時監視が必要なシーンや電波干渉の多い屋外などで、業務用無線を入れるほどのコストや労力はかけられないお客様から、発売以来多くのお引き合いを頂いております。

■ハイテクインターとは
主に産業用無線通信機器・システムを官公庁・インフラ・防犯・工場等のお客様に計14万台以上提供。お客様の現場に足を運び、直接ニーズや課題をお聞きする中で、お客様のニーズに合った最適な製品を提供したいという思いから、製品の企画開発に取り組んでおります。
弊社オフィスにてデモ環境もございますので、お問い合わせください。

<ホームページ>https://hytec.co.jp/
<製品ページ> https://hytec.co.jp/products/wireless20/wireless_redundancy.html
 

 

 

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