テリロジー/テリロジー、米国SecurityGate社と販売代理店契約を締結し、OTセキュリティ分野のリスクマネージメント市場に参入!

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NIST サイバーフレームワークを組み込んだ業界初のSaaS型プラットフォームでOT/ICS専用分野の自動化リスクマネージメントソリューション

株式会社テリロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿部 昭彦、以下「テリロジー」)は、米国SecurityGate.io(本社:テキサス州ヒューストン、CEO:Ted Gutierrez、以下「SecurityGate社」)と4月6日に国内販売代理店契約を締結したことをお知らせいたします。
テリロジーは、国内で初めてOT/ICS分野にフォーカスしたアセスメントSaaSプラットフォームの本格的な取り扱いを開始し、数年後には日本におけるOT/ICSセキュリティ市場のリーディング企業を目指します。
昨今、エネルギー業界を含む国内重要インフラ分野でのサイバー脅威は急速に拡大しており、企業にはこれまで以上に迅速、適切、かつ継続的なセキュリティ対策が求められております。
テリロジーは、OT/ICS市場のマーケットリーダ、米国Nozomi Networks社の販売代理店として日本国内の製造業/社会重要インフラを中心とした多くの大手企業への導入実績を積み上げています。
テリロジーは、OT/ICS分野のセキュリティポートフォーリオを拡充するため、SecurityGate社のリスクマネージメントSaaSプラットフォームを追加しました。

SecurityGate社は2017年に米国ヒューストンで設立。既に米国を中心に全世界75サイトで稼働しています。SecurityGate社のリスクマネージメントSaaSプラットフォームは、OT/ICS専用に開発されたSaaSベースのリスクマネージメントプラットフォームであり、NIST CSFやIEC 62443等、アセスメントの際に必要とする業界標準フレームワークが予め組み込まれております。米国、ヨーロッパを中心に大手データセンタでのSaaS運用を展開しており、2022年中には日本国内のデータセンタでの運用も計画しています。

SecurityGate ダッシュボード

また、SecurityGate社は、Nozomi Networks社とテクニカルアライアンス契約を締結しており、Nozomi Networks社の産業制御システム向けセキュリティ対策ソリューション「Guardian」とAPI経由でのインテグレーションを実現しています。

なお、SecurityGate社のリスクアセスメントSaaSプラットフォームの機能概要は以下の通りです。

●Intelligent Insights
ダッシュボードは、リスクスコア、アセスメントステータス、および修復のインサイトを提供します。SecurityGateの重要な差別化要因は、スプレッドシートや手作業によるヒアリングプロセスとは対照的に、同社のプラットフォームはユーザ、プロセス、テクノロジーをダッシュボードで一元管理する自動化プロセスのしくみを提供します。

 ​●Faster, Low-Impact Assessments
従来の手作業の手順を削除し、アセスメントプロセスを自動化して作業効率を高めます。SecurityGateは、業界標準のサイバーセキュリティフレームワークが組み込まれています。さらに、独自のカスタムフレームワークをアップロードできるようになっています。

●Entities Dashboard
このダッシュボードに表示されるデータは、アセスメントと修復、コンプライアンス、成熟度から取得されたもので、企業全体の現在のリスクがどのように見えるかを完全にコンテキスト化されたビューで提供し、リスク予測に役立ちます。

●Module Builder
Module Builderは、既存のカスタムアセスメントフレームワークを使用したいユーザ、または新しいフレームワークを作成したいユーザのためのものです。標準業界のサイバーセキュリティフレームワーク全体から事前に作成された質問ライブラリーを選択し、必要に応じて編集するか、独自の質問を追加します。

●OpenAPI
SecurityGateのOpenAPIは、企業システム間のデータ統合を容易にするように設計されています。SecurityGateのOpenAPIを使用すると現在、HTTPを介してデータをクエリーし、RESTfulAPIエンドポイントを介してJSON形式でデータを取り込むことができます。
 

※  OT/ICS:OTとはOperational Technologyの略でITが情報技術に対して産業分野の制御・運用技術。そしてICSとはIndustrial Control Systemの略で工場とかプラント等の産業系の生産設備を制御するシステムを指す。
※  リスク:産業分野のリスクとはセキュリティ脅威のリスクで、サイバー攻撃の危険度を一般的にはスコアで表す。
※  アセスメント:産業分野でのアセスメントとは、工場とかプラントの生産設備を制御するシステムが安心・安全に管理されているかを評価・分析する手法。
※  エンティティ:工場とかプラント等の産業分野の基盤を構成する広義的な集合体を示す。具体的には企業組織、生産拠点、制御資産等を云う。
※  Insight Engine:洞察とか監視を行なうシステムを云う。
※  ダッシュボード:必要な情報を1つの画面に一覧表示して運用管理者が効率よく状態を把握する仕組み。

本リリースに記載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

■ 株式会社テリロジーについて
株式会社テリロジーは、1989年に会社設立、セキュリティ、ネットワーク、モニタリング、ソリューションサービスの4つのセグメントを中核に、市場および顧客ニーズに対応したハードウェアからソフトウェア、サービス提供までの幅広い製品を取り扱うテクノロジーバリュークリエイターです。顧客は大企業や通信事業者を中心に300社を超え、ネットワーク関連ビジネスでは豊富な経験と実績を上げています。
https://www.terilogy.com/

本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社テリロジー
グループ事業推進統括部
OT/IoTセキュリティ事業推進部
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3293
e-mail:ot-iot-secdev@terilogy.com

【報道関係者お問い合わせ先】
株式会社テリロジー
広報担当 齋藤清和
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3316
e-mail:marketing@terilogy.com
 

 

 

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