ワープスペース/ワープスペース、アメリカへの本格進出に向け、VOX Spaceの元社長率いるGXO社と契約を締結

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小型衛星を活用した宇宙空間での光通信サービスの実現を目指す株式会社ワープスペース(茨城県つくば市、代表取締役CEO:常間地悟)は2022年3月3日(木)、VOX Spaceの元社長であるMandy Vaughn氏が創業した、宇宙ベンチャーが市場へ参入するための戦略的サポートを提供するGXO, Inc.と、アメリカへの本格的な進出に向けた戦略コンサルティング契約を締結いたしました。これによりワープスペースは、宇宙産業の中心地であるアメリカ市場への進出を加速させ、衛星間光通信サービスの世界市場をリードしていきます。
 

ワープスペースは、地上400~600㌔㍍の低軌道を周回する人工衛星向け光通信インフラサービス「WarpHub InterSat」の開発を進めています。光通信が可能な中継衛星3基を中軌道に打ち上げ、低軌道にある衛星から送られてきたデータを地上局に中継する仕組みです。

GXOのサポートを受けてアメリカへと本格的に進出をすることで、ワープスペースは衛星向け光通信における世界的なリーダーシップをとり、アメリカをはじめとした国際的な宇宙産業の発展に貢献していくことを目指しています。

・GXO, Inc. CEO Mandy氏のコメント
「私たちはワープスペースと共に仕事をしていくことを嬉しく思います。ワープスペースが開発する次世代の可能性はイノベーションを加速させ、官用と商用との両方の衛星ネットワークによるアプリケーションを強化していくものになるでしょう。ワープスペースの新しい通信アーキテクチャは宇宙の経済開発を加速させるポテンシャルをもっています。このような技術的なポテンシャルに加え、GXOとしては今回の先進的で国際的な協業関係の構築を支援できることも喜ばしく思います。ワープスペースは、アメリカとその友好国が、官用と商用両面においてメリットを与えられる宇宙スタートアップと、どのように協業できるかを示すこととなるでしょう。」

・WARPSPACE代表取締役CEO常間地のコメント
「アメリカはシリコンバレーに代表されるように、常に国際的な経済のダイナミズムを生み出し、世界をリードする企業の多くを輩出してきた、グローバルビジネスの要地です。宇宙産業も同様で、私たちはそんなアメリカの宇宙産業の中心で長きに渡ってご活躍をされ、深い知見と素晴らしい行動力をお持ちのMandy氏とそのチームと一緒に働けることを大変光栄に思います。GXOと共にワープスペースは宇宙空間での光通信におけるリーダーとなることを目指して参ります。」

【株式会社ワープスペース】
2016年に設立。前身の大学衛星プロジェクトを含め、これまで3機の通信衛星を打ち上げています。宇宙や人工衛星に関する高い専門性に加え、JAXAをはじめとした研究機関とのパートナーシップ、つくば研究学園都市が保有する豊富な実験・試験設備等を強みに、民間として世界初の衛星間光通信ネットワーク「WarpHub InterSat」の実現を目指しています。
公式ウェブサイト:https://warpspace.jp/

 

 

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