通信・インターネット

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ/チェック・ポイント・リサーチ、中国国家が支援する集団による米国重要インフラを狙ったサイバー攻撃に関して、今後も継続されるとの予測を報告

包括的なサイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point Software Technologies Ltd.、NASDAQ:CHKP、以下チェック・ポイント)の脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(Check Point Research、以下CPR)は、Microsoft社が2023年5月24日に発表した中国が支援するハッカー集団が政府や通信組織を含む様々な業界の重要なサイバーインフラを侵害しているとの警告 < https://www.theguardian.com/us-news/2023/may/24/microsoft-china-hacker-critical-infrastructure-us-guam > を受け、同種の攻撃が今後も継続されるとの予測を報告しました。

米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国の当局は「米国や国際的なサイバーセキュリティ当局は、中華人民共和国(PRC)の国家支援によるサイバーアクター(通称 Volt Typhoon)に関連する、最近発見された注目すべき一連の活動を強調するために、この共同サイバーセキュリティ勧告(CSA)を発表する」との声明を出しています。この五カ国は情報ネットワーク「ファイブ・アイズ」を構成しています。

この勧告とMicrosoftの当該ブログ記事 < https://www.microsoft.com/en-us/security/blog/2023/05/24/volt-typhoon-targets-us-critical-infrastructure-with-living-off-the-land-techniques/ > には、Volt Typhoonが、侵害されたSOHOネットワークエッジ機器(ルーターを含む)を介して、ターゲットのすべてのネットワークトラフィックをプロキシ化することが説明されています。ASUS、Cisco、D-Link、NETGEAR、Zyxel製のデバイスの多くでは、所有者がHTTPまたはSSH管理インターフェースをインターネットに公開することが可能であり、Microsoftは所有者に対し、このような事態を避けるためのインタフェース管理を促しています。

過去にも見られた、ネットワークデバイスを狙った攻撃

Volt Typhoon のような中国の APT グループは、これまでにも高度なサイバースパイ活動を展開してきました。彼らの主な目的は多くの場合、戦略的な情報収集、標的型攻撃、あるいは将来的な作戦を見据えたネットワークへの足場固めにあります。今回の勧告では、これらの脅威アクターが採用するさまざまな手法が指摘されており、特に興味深いものとして、「Living off the land」攻撃(※1)を用いてルーターなどのネットワーク機器を悪用する手法があります。

※1:Living off the landとは、侵害したシステム内にすでにインストールされたツールを活用するサイバー攻撃手法のこと。

先般CPRは、過去数ヶ月間に欧州の外務機関を狙った一連の標的型攻撃について注意深く監視し、現時点までに判明している事実をまとめた最新のレポートを公開しました。このレポートによると、これらのキャンペーンは中国の国家支援型APTグループ「Camaro Dragon < https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000209.000021207.html >」によるものであり、同じく中国の国家支援型APTグループ「Mustang Panda」の活動と類似している事が判明しています。

CPRがこのキャンペーンを包括的に分析した結果、TP-Link社のルーターに、専用に作成された悪意あるファームウェアが埋め込まれていることを発見しました。このインプラントは、「Horse Shell」と名のカスタマイズされたバックドアを含む様々な有害コンポーネントを備えており、攻撃者による持続的なアクセスの維持と、匿名のインフラ構築、侵害されたネットワークへの水平展開を可能にします。

スパイ行為の対象は米国だけではない

2023年3月、CPRは、東南アジアの政府機関、特にベトナム、タイ、インドネシアなど、領土に関する主張や戦略的インフラプロジェクトを持つ国々に対する中国発のスパイ攻撃にスポットライトを当て、詳細を明らかにしました。

2021日7月、CERT-FR < https://www.cert.ssi.gouv.fr/ioc/CERTFR-2021-IOC-003/ > は、中国系の脅威アクターであるAPT31が行った大規模なキャンペーンについて報告しました。彼らは、このアクターが「Pakdoor」と名付けたマルウェアを使用し、それによって侵害されたルーターを組織化したメッシュネットワークを使用していることを発見しました。

2021年のCISA勧告 < https://www.cisa.gov/news-events/cybersecurity-advisories/aa21-200b >では、中国が支援するAPTグループが利用する一般的な手法を挙げています。その勧告では、攻撃者が検出の回避とコマンド&コントロール(C&C)のホストを目的とし、作戦インフラの一部として脆弱なルータをターゲットとしていることに言及しています。

エッジデバイスが攻撃対象となる理由

近年、CRPは中国の脅威アクターによるエッジデバイスの侵害への関心の高まりについて確認しています。その目的は、より強固で匿名性の高いC&Cインフラを構築し、標的とする特定のネットワークへの足掛かりを得ることにあります。では、中国が支援するAPTグループが利用する一般的な手法を挙げています。その勧告では、攻撃者が検出の回避とコマンド&コントロール(C&C)のホストを目的とし、作戦インフラの一部として脆弱なルータをターゲットとしていることに言及しています。

ルーターのようなネットワークデバイスは、しばしば組織のデジタル資産の境界とみなされ、インターネットベースの通信における最初の接点として機能します。ルーターは、ネットワークトラフィックを正当なものから悪意のあるものまでルーティングし、管理する役割を担っています。これらのデバイスを侵害することで、攻撃者は自分たちのトラフィックを正規の通信に紛れ込ませることができ、検出は著しく困難になります。また、これらのデバイスを再設定または侵害することにより、攻撃者はネットワークを通じて通信のトンネル化が可能になり、トラフィックの効果的な匿名化と、従来の検出方法による回避が可能になります。

この戦略は、Volt Typhoonの「Living off the land」アプローチも補完するものです。これらの脅威アクターは、最新のセキュリティシステムで検出可能なマルウェアを使用するのではなく、wmic、ntdsutil、netsh、PowerShellなどのネットワーク管理ツールを活用します。その結果、悪意ある活動が無害な管理タスクの中に紛れ込み、防御側は正規のユーザーに紛れた攻撃者を特定することが困難になります。

また、このような手法により、APTグループはネットワーク内での持続性を維持することができます。SOHO(Small Office / Home Office)ネットワーク機器の侵害は、中間インフラとして使用することができ、彼らの活動の他の要素が発見され除去されたとしても、真の攻撃源を隠し、ネットワークに対する支配を維持することができます。APTにとって隠された足場は強力なツールであり、脅威が排除されたと組織が安心した後に、攻撃の第二波やデータの流出を可能にします。

ファームウェアに依存しない攻撃の性質

移植された悪意あるコンポーネントについて、ファームウェア依存型でない性質が明らかになったことにより、広範なデバイスとベンダーがリスクにさらされる可能性が示されています。CPRはこの調査結果が組織や個人のセキュリティ態勢の改善に貢献することを期待するとともに、ネットワーク上の不審な動きにも警戒するよう注意を促します。

ネットワークを保護するために 

最近のスパイ攻撃の発見は、同様の攻撃に対する防御策の重要性を浮き彫りにしています。ここでは、検知と保護のための推奨事項を紹介します:

  • ソフトウェアのアップデート − ルーターなどの機器のファームウェアやソフトウェアを定期的に更新することは、攻撃者による悪用の可能性がある脆弱性の防御のため重要です。

  • 最新パッチの適用 − 特に重要なセキュリティパッチを適用することで、ランサムウェア攻撃に対する脆弱性を低減することができます。

  • デフォルトの認証情報を変更する − インターネット接続機器のデフォルトのログイン情報をより強力なパスワードに変更し、可能な限り多要素認証を使用します。攻撃者は多くの場合、デフォルトの認証情報や強度の低い認証情報を使用しているデバイスをインターネット上でスキャンしています。

  • 防止優先のセキュリティを用いる  − チェック・ポイントのネットワーク・セキュリティ・ソリューションは、Camaro Dragon APT グループが使用するような高度な攻撃に対して、高度な脅威防御とリアルタイムのネットワーク保護機能を提供します。これには、エクスプロイト、マルウェア、およびその他の高度な脅威に対する保護も含まれます。チェック・ポイントの Quantum IoT Protect < https://www.checkpoint.com/jp/quantum/iot-protect/ > は、IoT デバイスを自動的に識別・マッピングしてリスクを評価し、ゼロ・トラスト・プロファイリングとセグメンテーションによって IoT/OT デバイスへの不正アクセスを防止し、IoT デバイスへの攻撃をブロックします。

製造業のお客様は、マルウェアやサイバー攻撃からデバイスを保護するためのより良い対策が可能です。米国と欧州の新しい規制では、ベンダーおよびメーカーは、デバイスがユーザにリスクを与えないことを保証し、デバイスの内部にセキュリティ機能を搭載することが求められています。

Check Point IoT Embedded with Nano Agent® < https://www.checkpoint.com/cyber-hub/network-security/what-is-nano-agent-security/ > は、ファームウェア・セキュリティを内蔵した接続機器を可能にするオンデバイス・ランタイム保護を提供します。Nano Agent®は、ルータ、ネットワーク機器、その他のIoTデバイスにおいて、最高のセキュリティ機能を提供し、悪意のある活動を防止するカスタマイズ・パッケージです。Check Point IoT Nano Agent®は、メモリ保護、異常検知、コントロール・フロー・インテグリティといった高度な機能を備えています。デバイス内部で動作し、IoTデバイスのセキュリティを確保する最前線として機能します。

本プレスリリースは、米国時間2023年5月25日に発表されたブログ(英語)< https://blog.checkpoint.com/security/latest-chinese-state-sponsored-attacks-on-critical-us-infrastructure-spies-a-continuation-of-trend-reports-check-point-research/ > をもとに作成しています。

Check Point Researchについて
Check Point Researchは、チェック・ポイントのお客様、脅威情報コミュニティを対象に最新のサイバー脅威インテリジェンスの情報を提供しています。チェック・ポイントの脅威インテリジェンスであるThreatCloud に保存されている世界中のサイバー攻撃に関するデータの収集・分析を行い、ハッカーを抑止しながら、自社製品に搭載される保護機能の有効性について開発に携わっています。100人以上のアナリストや研究者がチームに所属し、セキュリティ ベンダー、捜査当局、各CERT組織と協力しながら、サイバーセキュリティ対策に取り組んでいます。
ブログ: https://research.checkpoint.com/
Twitter: https://twitter.com/_cpresearch_

チェック・ポイントについて

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(https://www.checkpoint.com/)は、世界各国の政府機関や企業など、あらゆる組織に対応するサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーです。Check Point Infinityの各ソリューションはマルウェアやランサムウェアを含むあらゆる脅威に対して業界トップクラスの捕捉率を誇り、第5世代のサイバー攻撃から企業や公共団体を守ります。Infinityは、企業環境に妥協のないセキュリティを提供し第5世代の脅威防御を実現する4つの柱で構成されています。リモートユーザー向けのCheck Point Harmony、クラウドを自動的に保護するCheck Point CloudGuard、ネットワーク境界を保護するCheck Point Quantum、そして防止優先のセキュリティオペレーションスイート、Check Point Horizonです。チェック・ポイントは10万を超えるあらゆる規模の組織を守っています。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの全額出資日本法人、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(https://www.checkpoint.com/jp/)は、1997年10月1日設立、東京都港区に拠点を置いています。

ソーシャルメディア アカウント 
・Check Point Blog: https://blog.checkpoint.com 
・Check Point Research Blog: https://research.checkpoint.com/ 
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本件に関する報道関係者からのお問い合わせ

チェック・ポイント広報事務局 (合同会社NEXT PR内)

Tel: 03-4405-9537 Fax: 03-4332-2354

 E-mail: checkpointPR@next-pr.co.jp

 

 

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BlueMeme/BlueMemeグループ、地域DX人材育成促進に向け、熊本県及び熊本市と立地協定を締結

株式会社BlueMeme(ブルーミーム、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松岡 真功、以下 BlueMeme)とその完全子会社である株式会社OpenModels(オープンモデルズ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:辻口 真理子、以下 OpenModels)は、2023年6月12日、熊本県及び熊本市と立地協定を締結し、同年7月に熊本オフィスを熊本市に開設いたします。地方都市に眠る貴重な人的資源を発掘し、新たなDX人材として育成していきます。

当社グループが属するIT業界は長年人材不足に悩まされ、人材の確保は喫緊の課題となっています。ノーコード・ローコードによるアジャイル開発を積極的に推進する当社グループにとって、エンジニアではない非IT人材も、大きな可能性を秘めています。

一方で、地方自治体のDXが声高に叫ばれているものの、現場レベルではさまざまな課題が山積し、計画通りに進んでいるとは言いがたいのが現実です。具体的には、自治体や企業におけるDX人材の不足や、育成コストの負担増、指導できるだけの知見の不足、雇用先の確保などの課題があります。さらに、個人のリスキリングにも限界があり、スキルチェンジをどのように評価するか、また人事評価面の課題など、地方都市と組織が直面する課題には多くの共通点があります。

BlueMeme及び子会社のOpenModels(以下、BlueMemeグループ)は、2022年8月に、沖縄県浦添市で「浦添市地域DX人材育成講座」を実施しました。これは、市内事業者や市民のデジタルリテラシー向上を支援し、DXを推進することを目的とした活動でした。地方自治体のデジタル化が推奨される中、BlueMemeグループは地域DX人材育成事業として、大規模アジャイル開発やローコードを活用した内製化支援のカリキュラムを提供しました。この他にも、BlueMemeグループは、日本各地で年間30以上のローコード及びアジャイルトレーニングサービスを提供しています。

熊本オフィスでも、この実績を踏まえた活動を展開していく予定です。市民向けには、ノーコード・ローコードで学習コストを低減し、リモートワークが可能な高単価なIT人材へのシフトを加速させます。また、地場企業向けには、業務分析の手法を提供することで業務改善を促すだけでなく、ローコードを活用した内製化支援を行い、柔軟なシステム開発及び変化に強い組織への変革を促進します。

 BlueMemeグループは、国内外の4拠点(東京本社、福岡、沖縄、オランダ ロッテルダム)に事業拠点を構えており、熊本は5つ目の拠点となります。熊本オフィスの開設により、シチズンデベロッパー(ソフトウェア開発者としての市民)を増やし、システムの受託開発や内製化支援を通して、新たなDX人材の育成を進めて参ります。地方都市での更なる就労機会の創出や地場企業とのコラボレーションなどを通じて、DXを一層力強く推進していきます。

株式会社BlueMemeについて

BlueMemeは、2012年にローコード開発基盤「OutSystems」を日本で初めて導入し、日本のローコード開発市場を第一線でけん引してきました。また、当社独自の開発方法論「AGILE-DX」を用いて、アジャイルとローコード手法の効果的な運用を実現しています。今後も、最新技術を活用した次世代型の情報システム開発を通じて、破壊的な変革を乗り切るためのDXを実現し、日本企業の国際的な競争力を向上させていきます。

社名 :株式会社BlueMeme

代表者 :代表取締役社長 松岡 真功

所在地 :東京都千代田区神田錦町3-20

資本金 :970,644,531円(2023年3月31日時点)

事業開始 :2009年8月(設立2006年12月・資産管理会社として設立後、現代表にて事業開始)

上場市場 :東証グロース(証券番号:4069)

URL :https://www.bluememe.jp/

株式会社OpenModelsについて

BlueMemeの完全子会社であるOpenModelsは、アジャイルとローコードという開発手法を活用した、業務システムの受託開発及びプラットフォーム事業に特化した会社です。標準化された技術や製品、サービス、プロジェクト管理手法を用いて、これまでに蓄積されたノウハウを活用することで、開発生産性の向上と成果物の品質の確保を実現しています。

社名 :株式会社OpenModels

代表者 :代表取締役社長 辻口 真理子

所在地 :東京都千代田区神田錦町3-20

資本金 :10,000,000円(2022年12月31日時点)

事業開始 :2018年1月(設立2017年12月)

URL :https://www.openmodels.com/

※本件による業績への影響は軽微です。

 

 

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アクア/夜間のコインランドリーを安心・安全に利用できる入退店管理システム「ALLIGATE for Cloud IoTランドリーシステム」をリリース

アクア株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼CEO:杜 鏡国、以下当社)は、コインランドリーの運営を効率化させる「AQUA Cloud IoTランドリーシステム」と、株式会社アート(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関本 祥文、以下アート)が提供する入退室管理システム「ALLIGATE(アリゲイト)」を連携させた「ALLIGATE for Cloud IoTランドリーシステム」(以下、本システム)を、2023年6月1日(木)にリリースいたしました。本システムはコインランドリー店舗が発行する会員カード「AQUA ランドリーカード」を鍵に利用し、夜間営業中の入退店を管理することで、コインランドリーのセキュリティを向上させます。

コインランドリーは無人営業が可能なため、24時間年中無休で営業、いつでも利用できることが、店舗オーナー・利用者双方にとって大きなメリットです。しかし、近年は特に人目が少なくなる夜間帯にコインランドリーを狙った強盗事件や本来の目的以外での店舗侵入などが発生しており、夜間は防犯のために閉店する店舗も少なくありません。そこで、当社は夜間帯でも安心・安全にコインランドリーを利用できるソリューションを検討してまいりました。

そこで夜間営業中のコインランドリーのセキュリティを高めるべく、アートが提供する入退室管理システム「ALLIGATE」と当社の「AQUA Cloud IoTランドリーシステム」を連携させ、コインランドリー店舗が発行している非接触IC会員カード「AQUA ランドリーカード」の会員情報の照合で、店舗の入り口を解錠できる「ALLIGATE for Cloud IoTランドリーシステム」をリリースいたしました。

「AQUAランドリーカード」はプリペイド式の非接触ICカードで、発行されたコインランドリー店舗でのみ利用できます。本システムでは「AQUAランドリーカード」の利用履歴をもとに、店舗の入り口(自動ドア)の解錠を管理します。日中は誰でもコインランドリーを利用できますが、夜間営業中は入退店を管理することで店内への無用な侵入を防ぎ、夜間も安心してコインランドリーを利用できるようになります。

ALLIGATE for Cloud IoTランドリーシステム 概要

本システムの特長

AQUA Cloud IoTランドリーシステムについて

インターネットに接続したAQUAの業務用洗濯機器のデータをクラウドに集約し、稼働状況の確認、スタッフの退勤、売上データなど店舗運営に必要なデータをWeb上で一括管理できるシステムです。店舗に行かなくても遠隔で機器の設定や操作ができるため運営の効率化を図ることができます。また、決済システムや他社の既存システムとのAPI連携により、他業種協業も実現しています。

 

入退室管理システム「ALLIGATE」について

ALLIGATE(アリゲイト)は、カギの発行・無効化、入退室履歴の確認など入退室管理に必要な機能を備えた、月額制のクラウド型の入退室管理システムで、株式会社アートが取得している特許技術を利用したサービスです。IC カードやスマートフォンが物理鍵の代替となり、Web 管理ツール(Web ブラウザ)でいつでもどこでもカギの発行や無効化ができます。複数拠点の一元管理のほか、オフィスやビジネスに不可欠な利便性の高い機能を豊富に揃えています。

 

株式会社アートについて

株式会社アートは、1976年1月に創業以来、一貫して建物の出入りに関するシステムを開発。

テンキーシステムから非接触カードシステム、顔認証システムなど、入退室管理システムの専門メーカーとして開発、製造、販売、さらには施工、アフターサービスまで総合的に行っています。

 

■アクア株式会社について

アクア株式会社は、2012年1月、三洋電機の一部事業を継承し設立。

Haierグループの日本法人として、業務用洗濯機器や、家庭用の洗濯機、冷蔵庫、掃除機などの

 AQUAブランド商品、サービスの企画・開発・販売を行っています。

 

 

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ネットギアジャパン合同会社/WiFi 7ルーターや5Gミリ波対応モバイルルーター、マルチギガPoE++スイッチなど6製品が「Interop Tokyo 2023 Best of Show Award」ファイナリストに選出

Interop Tokyo 2023 Best of Show Awardロゴ

先進的なネットワーク機器をグローバルに提供するNETGEARの日本法人、ネットギアジャパン合同会社(所在地:東京都中央区、代表:杉田 哲也、以下ネットギア)は、2023年6月14日(水)~16日(金)に幕張メッセ内で開催される国内屈指の歴史を誇るインターネット・テクノロジーイベント「Interop Tokyo 2023」にて行われる「Best of Show Award」におきまして計6製品がファイナリストとして選出されたことをお知らせいたします。

「Interop Tokyo 2023」のネットギアジャパンブース(幕張メッセ国際展示場 ホール6 小間番号:6G21)では、選出された製品を実際にご覧いただくことが可能ですので、ぜひ事前登録の上、足をお運びください。

Interop Tokyo 2023 Best of Show AwardロゴInterop Tokyo 2023 Best of Show Awardロゴ

〇 ファイナリスト選出製品

  • AXE7800 WiFi 6E Insight アプリ&クラウド トライバンドワイヤレスアクセスポイント WAX630E

<審査対象部門>モバイルコンピューティング(エンタープライズ)

WAX630EWAX630E

  • MS108UP Ultra60 PoE++対応 (230W) 1G/2.5Gマルチギガ アンマネージスイッチ

<審査対象部門>ネットワークインフラ(SMB)

MS108UPMS108UP

  • Nighthawk A8000 AXE3000トライバンドWiFi 6E 6GHz帯 USB3.0 アダプター <Windows11対応>

<審査対象部門>モバイルコンピューティング(パーソナル)

A8000A8000

  • Nighthawk M6 Pro 5Gミリ波対応 WiFi 6E モバイルルーター MR6550

<審査対象部門>モバイルコンピューティング(パーソナル)

MR6550MR6550

  • Nighthawk RS700 WiFi 7 トライバンドルーター <10G WAN / LANポート搭載>

<審査対象部門>モバイルコンピューティング(パーソナル)

RS700RS700

  • ProAV Switch M4350シリーズ

<審査対象部門>ネットワークインフラ(エンタープライズ)

M4350シリーズM4350シリーズ

〇 展示会概要

イベント名称:Interop Tokyo 2023

会期:2023年6月14日(水)~16日(金) 10:00~18:00(※最終日のみ17:00終了)

会場:幕張メッセ(〒261-8550 千葉市美浜区中瀬2-1)

ブース番号:6G21(国際展示場 ホール6)

参加費:無料(Interop Tokyo公式サイトから事前登録済みの場合) https://www.interop.jp

ネットギアジャパン出展ページ:https://f2ff.jp/2023/interop/exhibitor/show.php?id=1498&lang=ja

〇 「Interop Tokyo 2023 Best of Show Award」について

出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマンと、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定します。

数多くのエントリーからファイナリスト審査会を経て会期当日の本審査まで、白熱の議論の末に栄えあるアワードを手にするのはどの製品か?

まさに業界を挙げての一大イベントが、今年も開催されます。

○ お客様からのお問い合わせ先

ネットギアジャパン合同会社 マーケティング

E-mail:marketing.jp@netgear.com

※NETGEAR Japan公式Webサイト(https://www.netgear.com/jp/

※NETGEAR Japan公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/netgearjapan

※NETGEAR Japan公式Twitter(https://twitter.com/NETGEARJapan

※NETGEAR Japan公式Facebook(https://www.facebook.com/NetgearJP

● ネットギアについて

米国シリコンバレーに本社を置くネットギアは、世界中の家庭や企業、サービスプロバイダ向けに先進的なネットワーク技術を開拓してきました。

1996年の設立以来、私たちは人々の生活をより簡単に、よりよくさせるために設計された、受賞歴のある幅広い製品で業界をリードしています。

高品質でリーズナブルな価格を実現するため、ネットギアは各国で倉庫を持たず間接コストを削減する取り組みを行っています。

なお、迅速な取引のため、各国のネットギア正規販売代理店では必要な在庫数を保有しています。納期に関しては弊社正規販売代理店までお気軽にお問合せください。

<会社概要>

社名:ネットギアジャパン合同会社

代表者:代表 杉田 哲也

所在地:東京都中央区京橋3-7-5近鉄京橋スクエア8F

設立:1996年

資本金:5,000万円

事業内容:NETGEARブランド製品(ネットワーク機器)のマーケティング、 販売及びサポート

HP:https://www.netgear.com/jp/

 

 

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東急不動産/世界初、東急不動産とNTTグループ 広域渋谷圏まちづくりへのIOWN先行導入

「職・住・遊」を融合した環境先進都市の具現化

 東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野浩明、以下、東急不動産)と日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下、NTT)、株式会社 NTT ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊基之、以下、ドコモ)は、街を訪れる多様な人々に寄り添った環境先進都市の実現をめざし、IOWN構想※1に関連した技術・サービスなど(以下、IOWNサービス)を活用した新たなまちづくりに向けた協業に2023年6月7日に合意いたしました。まちづくり分野へのIOWNサービスの導入・活用は、世界初となります。

 

1.   背景

 地球温暖化をはじめとする環境問題が世界中で深刻化し、「SDGs(持続可能な開発目標)」に対応することがあらゆる企業に求められる中、東急不動産およびNTT、ドコモグループはそれぞれのアセットを活かした取り組みを進めてきました。

 東急不動産は、全社方針として「環境経営」をかかげ、環境を起点とした事業拡大をめざしております。国内トップクラスの事業規模を持つ再生可能エネルギーの事業の推進に加え、2022年12月にはオフィスビルや商業施設など対象の全244施設にて使用する電力を100%再生可能エネルギーに切換えを完了したほか、都市緑化による生物多様性保全など、事業活動を通じた環境課題に取り組んでおります。

 一方、NTT、ドコモをはじめとするNTTグループは、多様性を受容できる豊かな社会の実現に向けIOWN構想を掲げ、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等などを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の研究開発を進めています。そして本年3月には、「IOWNサービス」の第一弾として「APN IOWN1.0」※2の提供を開始しました。今後、IOWN構想では、光電融合デバイスをネットワークだけでなくコンピューティングの世界まで適用することで大幅な電力削減を図ることをめざしています。

2.   概要

 三社は、環境問題をはじめとする社会課題の解決に向けて、先端的な利便性とサステナブルを両立した、環境にやさしいまちの実現をめざすことに合意いたしました。

 協業の第一ステップとして、広域渋谷圏※3での東急不動産が取り組むまちづくりにおいて、NTTの提供するIOWNサービスを世界で初めて先行導入します。

 これにより、先端的な価値を創出する環境先進都市のさまざまなモデルケースを作り、次世代社会らしい利便性の享受と環境負荷低減の両立をめざします。

3.   環境都市実現に向けた具体的な取り組み

 東急不動産とNTTグループは、本協業のモデル地域として、広域渋谷圏において東急不動産が関与する施設を対象にIOWNサービスを活用したまちづくりを進めます。

 広域渋谷圏に対して、IOWNサービスによって消費電力を削減することで環境負荷の小さいエリアに変えていくだけでなく、次世代的な価値を提供する社会実装フィールドとして捉え、今後IOWNサービスが進化していくステップに合わせて、新たな価値の提供に取り組みます。これらの取り組みを通じて、自分らしく働き、多様なエンターテイメントを楽しみ、刺激と憩いの溢れる便利なまちに住まうといった、「職・住・遊」を融合した環境にやさしい渋谷型都市ライフの実現をめざします。

◆   利用シーンイメージ

 東急不動産とNTTグループは、以下のような次世代社会をイメージしつつ、居住者・ワーカー・テナントの課題・ニーズを拾い上げ、より多くの方に利便性を感じていただけるようなサービスを検討して参ります。(※写真・イラストはイメージです)

 

イメージ①:働く場所に縛られない次世代オフィステナント

 超高速かつ低遅延なIOWNサービスを備えた次世代オフィスでは、複数オフィスの拠点間をIOWNサービスでつなぎ、高画質かつ大画面で互いの会議室を投影しながら、まるで対面しているかのようなオンラインミーティングが可能。商品の質感を詳細に確認することもできる上、AI等の大容量データの活用がしやすくなり、多言語のミーティングにおいてもお互いの発言がリアルタイムで自動翻訳されるなどが期待できます。

イメージ②:最新技術の粋を凝らした次世代商業フロア

 IOWNサービスをサービスセンター等の拠点と多拠点との大容量リアルタイム通信の手段として活用することで、商業施設内に様々なロボット・デバイスを配置。その結果、遠隔地から温かみのある接客を可能にした自動翻訳付きリモートコンシェルジュやリアル着せ替えカメラなど、次世代の商業施設体験が至る所で味わえる。 

 

イメージ③:次世代サービスが身近になった暮らし

 IOWNサービスの大容量・超高速通信を活用することで、拠点間を大きなスクリーンで繋ぐことが可能。こうした技術を活用したスマートジムなど、渋谷での生活を便利で充実したものにする次世代サービスを、身近な施設で気軽に体験することができる。

 また、2023年11月以降には、これらに先駆けて、「Shibuya Sakura Stage」※4における東急不動産所有区画へのAPN IOWN1.0導入を予定しております※5。

 オフィスフロア及びイベントスペースに対して、APN IOWN1.0を活用した、高速かつ低遅延な通信環境を提供するとともに、今後、広域渋谷圏に対して、ネットワークに限らず、更なるIOWNサービスについても、先行的に世界初の導入を検討しています。

「Shibuya Sakura Stage」 外観イメージ「Shibuya Sakura Stage」 外観イメージ

■各社の役割

 

東急不動産

IOWNを活用したまちづくりやサービスの検討

NTT

IOWN関連技術の研究開発の推進及びIOWNを活用したサービスの提案

ドコモ

IOWNなど先進テクノロジを活用したサービスの検討

※1 

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.rd.ntt/iown/ 

※2

APN IOWN1.0とは、2023年3月に提供を開始した、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network)サービスです。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20230302_01.html

※3

広域渋谷圏とは、東急グループが定める、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性あるまちを目指し、まちづくり戦略“Greater SHIBUYA 2.0”において定めた、渋谷駅から半径2.5kmのエリアのことを指します。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html 

※4

「Shibuya Sakura Stage」は、渋谷桜丘エリアに2023年11月竣工予定の大型複合施設です。「めぐり歩いて、楽しいまち」をコンセプトに、オフィス・商業エリアに加え、住宅やサービスアパートメント、起業支援施設、国際医療施設等も整備し、職・住・遊が一体となった新たな渋谷を実現します。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.shibuya-sakura-stage.com/ 

※5

回線の提供は東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が実施いたします。

 

 

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日本電気/NEC、「Interop Tokyo 2023」に出展

リアルとデジタルをつなぎ イノベーションでビジネスと社会の未来を描く

NECは、2023年6月14日(水)~16日(金)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「Interop Tokyo 2023」(https://www.interop.jp/)に出展します。

「リアルとデジタルをつなぎ イノベーションでビジネスと社会の未来を描く」をテーマとし、基調講演への登壇、展示ブースで各種ソリューション/製品紹介を行います。

更に、ShowNet(注1)にも参加し、会場内のネットワーク構築にも貢献します。

■NEC出展概要

◆基調講演

 タイトル:「Improving Society with Innovation!~Beyond 5G/6G時代に向けて~」  

 講演番号:KA1-02

 日時:2023年6月14日(水) 10:30-11:10  

 講演者:Corporate EVP 兼 テレコムサービスビジネスユニット長 木内 道男

 参加登録:https://forest.f2ff.jp/introduction/7621?project_id=20230601

   

◆NECブース展示内容 小間番号:5B27

・APNを体感:NEC CONNECT Lab with IOWN

  【光トランスポート製品】SpectralWave WXシリーズ

・見えてきた、ローカル5Gがひらく新たな未来

   NEC Edge Platform(ローカル5G用UPF(MEC統合版))

・ネットワークのライフサイクルマネジメント

   NEC サプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク

・インフラとの協調で支える、空と陸の次世代モビリティ

・Web3/メタバース時代のデジタルアシスタント

・IoTによるリアルタイム情報可視化ソリューション

 ~データを活用したコンテンツ生成でデジタルサイネージの運用自動化を実現~

その他基調講演、NECブース展示及びブース内セミナー詳細につきましては、以下URLをご参照ください。

https://jpn.nec.com/event/interop/

◆ShowNetへの出展製品

・【ローカル5G Sub6一体型基地局】UNIVERGE RV1200

・【アクセスルータ】UNIVERGE IX

・【LANスイッチ】UNIVERGE QX

・【光トランスポート製品】SpectralWave WXシリーズ

・【応急敷設用光ケーブル】光ポータブルPAC

<Interop Tokyo 2023開催概要>

■開催日時:2023年6月14日(水)~16日(金)

 会場:幕張メッセ

 ※詳細はこちら:https://www.interop.jp/

(注1)<ShowNet開催概要>

出展社から提供された1500台以上の製品・サービスと、約400名ものトップエンジニア達により会場内にネットワークを構築するプロジェクトです。

◆◇本件に関するお客様からのお問い合わせ先◆◇

NEC テレコムサービス企画統括部

イベント・展示関連 E-Mail:wsbu-tenji@nwsbu.jp.nec.com

広報関連 E-Mail:contact@nwsbu.jp.nec.com

 

 

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NTTドコモ/世界初、東急不動産とNTTグループ 広域渋谷圏まちづくりへのIOWN先行導入

「職・住・遊」を融合した環境先進都市の具現化

東急不動産株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:星野浩明、以下、東急不動産)と日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下、NTT)、株式会社 NTT ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊基之、以下、ドコモ)は、街を訪れる多様な人々に寄り添った環境先進都市の実現をめざし、IOWN構想※1に関連した技術・サービスなど(以下、IOWNサービス)を活用した新たなまちづくりに向けた協業に2023年6月7日に合意いたしました。まちづくり分野へのIOWNサービスの導入・活用は、世界初となります。

1.    背景

地球温暖化をはじめとする環境問題が世界中で深刻化し、「SDGs(持続可能な開発目標)」に対応することがあらゆる企業に求められる中、東急不動産およびNTT、ドコモグループはそれぞれのアセットを活かした取り組みを進めてきました。

東急不動産は、全社方針として「環境経営」をかかげ、環境を起点とした事業拡大をめざしております。国内トップクラスの事業規模を持つ再生可能エネルギーの事業の推進に加え、2022年12月にはオフィスビルや商業施設など対象の全244施設にて使用する電力を100%再生可能エネルギーに切換えを完了したほか、都市緑化による生物多様性保全など、事業活動を通じた環境課題に取り組んでおります。

一方、NTT、ドコモをはじめとするNTTグループは、多様性を受容できる豊かな社会の実現に向けIOWN構想を掲げ、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等などを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の研究開発を進めています。そして本年3月には、「IOWNサービス」の第一弾として「APN IOWN1.0」※2の提供を開始しました。今後、IOWN構想では、光電融合デバイスをネットワークだけでなくコンピューティングの世界まで適用することで大幅な電力削減を図ることをめざしています。

2.    概要

三社は、環境問題をはじめとする社会課題の解決に向けて、先端的な利便性とサステナブルを両立した、環境にやさしいまちの実現をめざすことに合意いたしました。

協業の第一ステップとして、広域渋谷圏※3での東急不動産が取り組むまちづくりにおいて、NTTの提供するIOWNサービスを世界で初めて先行導入します。

これにより、先端的な価値を創出する環境先進都市のさまざまなモデルケースを作り、次世代社会らしい利便性の享受と環境負荷低減の両立をめざします。

3.    環境都市実現に向けた具体的な取り組み

東急不動産とNTTグループは、本協業のモデル地域として、広域渋谷圏において東急不動産が関与する施設を対象にIOWNサービスを活用したまちづくりを進めます。

広域渋谷圏に対して、IOWNサービスによって消費電力を削減することで環境負荷の小さいエリアに変えていくだけでなく、次世代的な価値を提供する社会実装フィールドとして捉え、今後IOWNサービスが進化していくステップに合わせて、新たな価値の提供に取り組みます。これらの取り組みを通じて、自分らしく働き、多様なエンターテイメントを楽しみ、刺激と憩いの溢れる便利なまちに住まうといった、「職・住・遊」を融合した環境にやさしい渋谷型都市ライフの実現をめざします。

◆    利用シーンイメージ

東急不動産とNTTグループは、以下のような次世代社会をイメージしつつ、居住者・ワーカー・テナントの課題・ニーズを拾い上げ、より多くの方に利便性を感じていただけるようなサービスを検討して参ります。(※写真・イラストはイメージです)

 

イメージ①:働く場所に縛られない次世代オフィステナント

超高速かつ低遅延なIOWNサービスを備えた次世代オフィスでは、複数オフィスの拠点間をIOWNサービスでつなぎ、高画質かつ大画面で互いの会議室を投影しながら、まるで対面しているかのようなオンラインミーティングが可能。商品の質感を詳細に確認することもできる上、AI等の大容量データの活用がしやすくなり、多言語のミーティングにおいてもお互いの発言がリアルタイムで自動翻訳されるなどが期待できます。

イメージ②:最新技術の粋を凝らした次世代商業フロア

IOWNサービスをサービスセンター等の拠点と多拠点との大容量リアルタイム通信の手段として活用することで、商業施設内に様々なロボット・デバイスを配置。その結果、遠隔地から温かみのある接客を可能にした自動翻訳付きリモートコンシェルジュやリアル着せ替えカメラなど、次世代の商業施設体験が至る所で味わえる。

イメージ③:次世代サービスが身近になった暮らし

IOWNサービスの大容量・超高速通信を活用することで、拠点間を大きなスクリーンで繋ぐことが可能。こうした技術を活用したスマートジムなど、渋谷での生活を便利で充実したものにする次世代サービスを、身近な施設で気軽に体験することができる。

また、2023年11月以降には、これらに先駆けて、「Shibuya Sakura Stage」※4における東急不動産所有区画へのAPN IOWN1.0導入を予定しております※5。

オフィスフロア及びイベントスペースに対して、APN IOWN1.0を活用した、高速かつ低遅延な通信環境を提供するとともに、今後、広域渋谷圏に対して、ネットワークに限らず、更なるIOWNサービスについても、先行的に世界初の導入を検討しています。

「Shibuya Sakura Stage」 外観イメージ

■各社の役割

 

東急不動産

IOWNを活用したまちづくりやサービスの検討

NTT

IOWN関連技術の研究開発の推進及びIOWNを活用したサービスの提案

ドコモ

IOWNなど先進テクノロジを活用したサービスの検討

※1 

IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.rd.ntt/iown/ 

※2

APN IOWN1.0とは、2023年3月に提供を開始した、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network)サービスです。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20230302_01.html

※3

広域渋谷圏とは、東急グループが定める、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性あるまちを目指し、まちづくり戦略“Greater SHIBUYA 2.0”において定めた、渋谷駅から半径2.5kmのエリアのことを指します。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html 

※4

「Shibuya Sakura Stage」は、渋谷桜丘エリアに2023年11月竣工予定の大型複合施設です。「めぐり歩いて、楽しいまち」をコンセプトに、オフィス・商業エリアに加え、住宅やサービスアパートメント、起業支援施設、国際医療施設等も整備し、職・住・遊が一体となった新たな渋谷を実現します。詳細は以下ホームページをご覧ください。

https://www.shibuya-sakura-stage.com/ 

※5

回線の提供は東日本電信電話株式会社(NTT東日本)が実施いたします。

 

 

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セーフィー/【建設業の働き方改革について管理職689名に徹底調査】

残業時間の上限規制に向け4人に1人は「特に何も対策を行っていない」と回答

クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、建設会社に勤める管理職689名を対象に、建設業の24年問題に向けた働き方改革の実態調査を行いました。

■主な調査トピックス 
 ※本資料に含まれる調査結果をご記載いただく際は必ず「セーフィー調べ」と明記ください。

  1. 『建設業の24年問題』(※2)の内容は2人に1人が「把握している」。一方で、4人に1人は「特に何も対策を行っていない」と回答(図表1)

  2. 『遠隔臨場』(※3)の内容は、2人に1人が「把握している」。そのうち、85%が『遠隔臨場』の必要性を感じている(図表2)

  3. 『遠隔臨場』に期待していること:1位「移動・待機時間の削減」、2位「人材不足の解消」、3位「安全性の向上」(図表3)

  4. 『遠隔臨場』の導入において「費用対効果が見合わないのでは」「通信環境を整備しなければいけないのでは」「コストがかかるのでは」といった3つの不安が判明(図表4)

  5. 労働時間の改善によって「仕事の効率化進行」「働く場所の多様化」だけでなく、業界の慢性的な課題であった「ベテラン技術者の再雇用」「女性現場監督の増加」「若手技術者の採用の増加」にもつながると回答(図表5)

  6. 現場の若手スタッフの人数が「増えている」と回答した人はわずか17.6%。「スキルアップ支援」や「ベテラン社員の技術伝承支援」が鍵に(図表6)

  7. 女性現場監督の人数は「増えている」と回答した人が5人に2人。80%の人々が「会社が積極的に女性登用を推進している」ことが理由だと回答(図表7)

  8. 女性現場監督に「なりたい」「既になっている」と回答した人は4人に1人。一方「体力がないから」「大変そうだから」という理由で「なりたくない」との回答も(図表8)

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)

(※2)労働力不足や就労者の高齢化が懸念されている建設業界において、2024年4月1日から「働き方改革関連法」に合わせて時間外労働の罰則つきの上限規制が適用されることを指します

 (※3)ウェアラブルカメラやネットワークカメラを活用し、現場に行かずとも離れた場所から「材料確認」「段階確認」「立会」を遠隔で行うことを指します
 
 ■調査結果

  • 1.『建設業の24年問題』の内容は2人に1人が「把握している」。一方で、4人に1人は「特に何も対策を行っていない」と回答

  「『建設業の24年問題』の内容をどの程度知っているか」という質問では、全体像を把握している人が22.1%、一部を知っている人が31.8%と半数以上が内容を把握しています。一方、「現状、残業時間の上限規制を守るために、何か対策をしているか」という質問では、「特に何も対策を行っていない」と回答した人が26.4%にのぼりました。「残業時間の上限規制について、どの程度深刻だと考えているか」という質問では、63.9%が少なからず「深刻だと考えている」と回答している反面、法改正を来年度に控えた今、実際に対策を講じていない企業が25%超に及ぶことが明らかになりました。24年4月には「改正労働基準法」における時間外労働の上限規制が適用される中、対策実施有無における危機感は感じているものの、実際にどこから始めれば良いのか判断がつかないといった回答も見られました。

図表1

  • 2.『遠隔臨場』の内容は、2人に1人が「把握している」。そのうち、85%が『遠隔臨場』の必要性を感じている

  「『遠隔臨場』を知っているか」との質問では、「既に知っており導入している」人が16.4%、「既に知っているが導入はしていない」人が30.9%になり、47.3%が内容を把握している結果になりました。そのうち、「『遠隔臨場』は今後の建設業に必要だと感じているか」について、33.4%が「十分」、51.5%が「そこそこ」と、計84.9%の人々が必要性を感じていることが判明しています。内容を把握している人々は、『遠隔臨場(現場に行かずとも離れた場所から「材料確認」「段階確認」「立会」を行うこと)』に「業務上のメリットを感じている」と伺えます。

図表2図表2

  • 3.『遠隔臨場』に期待していること:1位「移動・待機時間の削減」、2位「人材不足の解消」、3位「安全性の向上」

  『遠隔臨場』の内容を把握している人々に「『遠隔臨場』を取り入れるにあたって、期待していることはなにか」との質問をしたところ、結果は、1位「移動時間や待機時間の削減(74.8%)」、2位「人材不足の解消(52.8%)」、3位「安全性の向上(36.5%)」となりました。国土交通省の推奨する『遠隔臨場』を進めることで、生産性の向上や働き方改革の推進への期待が伺えます。『遠隔臨場』は時間外労働の上限規制への対策につながるだけでなく、建設業界で慢性的な課題とされている人材不足の解消や安全性の改善に寄与することにも期待が集まっています。

図表3図表3

  • 4.『遠隔臨場』の導入において「費用対効果が見合わないのでは」「通信環境を整備しなければいけないのでは」「コストがかかるのでは」といった3つの不安が判明

  『遠隔臨場』を既に知っているが導入していない人々に対し、「『遠隔臨場』を導入しない理由」を質問してみたところ、1位は「費用対効果がわからない(43.2%)」、2位は「通信環境の整備が難しい(28.2%)」、「資金面に余裕がない(28.2%)」という結果になりました。4位以降は「必要な用具がなにかわからない(15.5%)」「個人情報の管理など難しいイメージがある(15.5%)」「ICTに関する知見がない(15.0%)」と、運用面を懸念する声が続きました。『遠隔臨場』の導入には「費用対効果が見合わないのでは」「通信環境を整備しなければいけないのでは」「コストがかかるのでは」という3つの不安がありました。実際には、『遠隔臨場』の導入について、国土交通省の仕様に適した動画撮影用カメラ(ウェアラブルカメラなど)や、Web会議システムなどを導入することにより、不安を解消する可能性もあります。

図表4図表4

  • 5.労働時間の改善によって「仕事の効率化進行」「働く場所の多様化」だけでなく、業界の慢性的な課題であった「ベテラン技術者の再雇用」「女性現場監督の増加」「若手技術者の採用の増加」にもつながると回答

  「労働時間の改善に向けて、建築業界の中で期待できそうなことはなにか」の質問に関しては下記の結果となり、「仕事の効率化進行(リモート現場監督など)」「働く場所の多様化(テレワークなど)」の他、「ベテラン技術者の再雇用」「女性現場監督の増加」「若手技術者の採用の進行」などが挙げられました。労働時間の改善は24年問題の解決だけでなく、建設業界で長年にわたる課題の解消にもつながると考えられています。「遠隔臨場」をはじめとする、デジタルの力を活用し現場業務を効率化していく「現場DX」によって、労働時間の改善や生産性の向上が期待できます。

図表5図表5

  • 6.現場の若手スタッフの人数が「増えている」と回答した人はわずか17.6%。「スキルアップ支援」や「ベテラン社員の技術伝承支援」が鍵に

  建設現場の管理業務を担う人々へ「あなたの職場の若手のスタッフの割合は、以前より増えていると思うか」と質問してみたところ、「変わらないと思う」人が40.1%、「減っていると思う」人が36.2%になり、「増えていると思う」人はわずか17.6%に留まり、若手のスタッフの採用が進んでいないことがわかりました。「若手のスタッフを増やすためには、労働時間の改善の他に、何が必要だと思うか」と質問したところ、「平均賃金の向上(76.2%)」や「週休2日制の徹底(62.0%)」の他、「スキルアップ・資格取得などの支援制度(35.4%)」「ベテラン社員のノウハウを知れる環境構築(27.3%)」などが挙げられました。就業者の高齢化が進む中、若手スタッフがスキルやノウハウを身に着けられる、働きやすい組織の構築により、将来的な人材不足にも備えることができるでしょう。

図表6図表6

  • 7.女性現場監督の人数は「増えている」と回答した人が5人に2人。80%の人々が「会社が積極的に女性登用を推進している」ことが理由だと回答

 建設現場の管理業務を担う人々へ「あなたが管轄する現場に、女性の現場監督はいるか」と質問に、4人に1人が「いる」と回答。さらに「女性の現場監督の割合は、以前より増えていると思いますか」と質問したところ、「変わらないと思う」人が44.8%の一方、「増えていると思う」人は39.1%にのぼりました。「女性現場監督が増えた理由」としては、「会社が積極的に女性登用を推進している」と答えた人が全体の78.0%もおり、「女性用設備(更衣室やトイレ)」や「育休取得、産休からの復帰がしやすい」など、女性が働きやすくキャリアアップしやすい環境を構築している企業が女性現場監督の増加に成功していることがわかります。

図表7図表7

  • 8.女性現場監督に「なりたい」「既になっている」と回答した人は4人に1人。一方「体力がないから」「大変そうだから」という理由で「なりたくない」との回答も

 建設現場で働く女性スタッフへ「現場監督になりたいと思うか」と質問したところ、「なりたいと思う」人が16.2%、「既になっている」人が10.8%になり、4人に1人が現場監督にポジティブなイメージを持っていることが判明しました。理由として「技術者として成長したい」「技術や経験が身につくから」「建築の仕事でいちばん面白いのが現場だから」という回答が挙げられました。一方、現場職以外の仕事を希望している人々の理由は「事務職を希望しているから」の他、「体力がないから」「大変そうだから」「責任が重いから」などが判明しています。多様な働き方や労働環境の改善が進む今、建設業界全体で「女性がキャリアアップしやすい環境を整える」ことが大切だと言えるでしょう。

図表8図表8

■調査概要
 調査エリア:全国
 調査対象者:35~70代の建設会社に勤める管理職層の男女
 サンプル数:689ss
 調査期間 :2023年4月11日~4月13日
 調査方法 :インターネットリサーチ
  
 ■「Safie Pocket2 Plus」のサービス概要と製品特長について

▼サービス概要

・商品名:Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)

・提供形態:一式レンタル

・提供パッケージ:カメラ本体、通話用Bluetoothヘッドセット、取り付け用クリップ、マウント用アダプタ、三脚アダプタ、ACアダプタ×2、充電用クレードル、DCケーブル×2、USB Micro-Bケーブル、LTE通信サービス、クラウド録画サービス


▼製品特長

・小型&軽量で手のひらにおさまるコンパクト設計

・バッテリーと通信モジュールを筐体内に納めたオールインワン仕様

・大容量バッテリー内蔵で最大8時間の連続稼働

・LTE内蔵でいつでもどこでもクラウド録画

・IP67の堅牢な筐体で屋外利用も安心

・フルHDのスナップショット5,000枚撮影可能(GPS情報あり)

・クラウド録画データを80時間分ダウンロード可能

・専用ビューアーで撮影データと位置情報の一元管理が可能 

・手振れ補正機能で長時間モニタリングが可能

・動体撮影時でもノイズが入りにくい高画質設定(高ビットレート)

・撮影対象物から離れた場所からの撮影に便利なズーム機能

・モバイルバッテリーから本体への充電が可能


▼サービスページURL

https://safie.jp/pocket2/


※製品に関するお問い合わせはこちらから

https://safie.link/contact/form/8/

■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは

 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。

 「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
 
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

 セーフィーはデータガバナンスに関する取り組みを下記指針に遵守し啓発活動を行っております。

データガバナンスに関する取り組み

https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/

データ憲章(2022年4月1日発行)

https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf

映像から未来をつくる

【セーフィー株式会社の会社概要】 

所 在 地 東京都品川区西五反田1-5-1 A-PLACE五反田駅前

設 立 2014年10月 

資 本 金 54.8億円

代 表 者 佐渡島 隆平 

事業内容 クラウド録画・映像管理プラットフォーム『Safie(セーフィー)』の運営 

サービスサイトU R L https://safie.jp/

コーポレートサイトU R L https://safie.co.jp/

採用ページ https://safie.co.jp/teams

※本資料に含まれる調査結果をご記載いただく際は必ず「セーフィー調べ」と明記ください。

 

 

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AsiaRF Co., Ltd./AsiaRF、業界初のWi-Fi CERTIFIED HaLow™ IoTゲートウェイを発売

新ゲートウェイ、IoTネットワークの長距離化、低消費電力化、およびRFの性能向上を実現

2023年6月7日
<<報道資料>>
AsiaRF Co., Ltd.

AsiaRF、業界初のWi-Fi CERTIFIED HaLow™ IoTゲートウェイを発売
~新ゲートウェイ、IoTネットワークの長距離化、低消費電力化、およびRFの性能向上を実現~

無線接続ソリューションのリーダー企業であるAsiaRF(本社:台湾 新台北市、CEO:Paul Lai)は、本日、モースマイクロ(本社:オーストラリア シドニー、CEO・共同創業者:Michael De Nil)のMM6108 Wi-Fi HaLow SoCを搭載した、世界初のWi-Fi CERTIFIED HaLow™ IoTゲートウェイを発売しました。この新しいゲートウェイは、IEEE 802.11 Wi-Fi HaLow規格をサポートしており、IoTネットワークに高信頼性、低消費電力、長距離接続性を提供する業界初の製品となります。この革新的な技術は、世界のIoTエコシステムにおいて不可欠な役割を果たし、世界中のIoT機器により強力で長距離かつ電力効率に優れた接続性をもたらします。

Wi-Fi CERTIFIED HaLowは、Wi-Fi Alliance IEEE 802.11ah仕様で策定されており、1GHz以下の無線周波数帯で動作します。このサブGHz接続により、AsiaRF IoTゲートウェイは、通信距離の拡大や電力効率の最適化など、従来のIoT接続の限界を超える卓越した利点を備えています。

AsiaRFのCEOであるPaul Laiは、次のように述べています。「グローバル市場向けに設計されたWi-Fi CERTIFIED HaLow IoTゲートウェイを業界に先駆けて提供できることを喜んでおります。当社のゲートウェイ製品は、世界中のIoT接続を大幅に改善するものであり、モースマイクロのようなパートナーと共にこの変革を推進できることを嬉しく思っております」

Wi-Fi HaLowの低消費電力性と長距離通信の利点と、モースマイクロのMM6108 SoCの優れたRF性能を組み合わせることで、AsiaRF IoTゲートウェイはIoT接続ソリューションの新しい基準となります。AsiaRFとモースマイクロの協力により、企業や消費者はIoTの可能性を最大限に生かすことができ、世界中の人々の生活、仕事、コミュニケーションの方法を向上させることができます。AsiaRF Wi-Fi CERTIFIED HaLow IoTゲートウェイの発売は、シームレスな接続性、優れた電力効率、より長い到達範囲がもはや高価なものではなく、ゲートウェイの標準機能として提供されるIoT技術の有望な新時代を告げるものです。

モースマイクロの共同創業者でCEOのMichael De Nilは、次のように述べています。「モースマイクロとAsiaRFは、イノベーションとWi-Fi HaLowの市場投入という両社共通のコミットメントを掲げています。新しいAsiaRFのIoTゲートウェイは、IoT接続にモースマイクロのWi-Fi HaLow SoC技術を使用する多くの利点を実証しており、本年市場に投入されたことを喜んでおります」

AsiaRFのIoTゲートウェイは世界中出荷され、こちらのページ(https://www.asiarf.com/shop/halow-lora-iot/wi-fi-halow-morse-micro-mm6108-iot-gateway-rs232-ap7688-whm/)で購入できます。AsiaRF IoTゲートウェイと当製品がIoT接続の未来をどのように形成するかについての詳細は、www.asiarf.comをご覧ください。

  • AsiaRFについて

ワイヤレス接続ソリューションのリーダー企業であるAsiaRFは、境界を押し広げ、高性能なIoTデバイスとサービスを提供し、コネクティビティの世界で可能なことを再定義することに取り組んでいます。当社の使命は、世界中の企業や個人にとって、IoT技術をより身近で効率的かつ実用的なものにすることで、人々の生活圏を広げることです。当社のウェブサイト(www.asiarf.com)をご覧ください。

  • モースマイクロについて

2016年に創業したモースマイクロ社は、急成長中のファブレス半導体企業で、オーストラリアに本社を置き、英国、米国、中国、日本、台湾、およびインドにオフィスを構えています。現在までに2億豪ドルを超える資金を調達しており、世界最大かつ最も資金力のあるWi-Fi HaLow企業となっています。当社は、Wi-Fi HaLowソリューションの開発とIoT(モノのインターネット)向けの次世代接続の実現に注力しています。現在のWi-Fiプロトコルの状況を変えることで、当社はデジタル未来の境界を押し広げ、変革を促し、世界中の接続性を高めています。当社は世界水準のWi-Fiチップエンジニアのチームを通じて、非常に高速・小型・低消費電力・長距離対応した、Wi-Fi AllianceおよびFCC認証取得済みのMM6108量産用シリコンのサンプル出荷を開始しました。詳細については、https://www.morsemicro.com/ をご覧ください。

  • 報道関係のお問い合わせ先

AsiaRF広報事務局(担当:川合)
Email: asiarf@ambilogue.com
Tel: 080-4320-6029

以上

 

 

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バッファロー/長野県岡谷市がデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、バッファローの法人向け無線LANアクセスポイントで災害時に活用できるWi-Fiを整備

メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)の法人向け無線LANアクセスポイントが、長野県岡谷市の施設にて採用されたことを発表します。また本導入に関する事例を、当社Webページで公開いたしました。

長野県岡谷市 様

市の防災・減災対策の一環として、市内21区の拠点施設へ防災Wi-Fiを導入。災害時における迅速な情報取得や外部との連絡が可能な通信環境を構築。

導入事例ページ

https://www.buffalo.jp/biz/jirei/detail/government-okaya.html

長野県のほぼ中央に位置し、諏訪湖や八ヶ岳連峰など湖と四季を彩る山々に囲まれた風光明媚な都市として知られる岡谷市。同市では、2006年の豪雨災害をきっかけに市民が安心して暮らせる街づくりを目指して防災・減災対策に取り組んでいます。公共施設へのWi-Fi導入もその一環で、2022年に「デジタル田園都市国家構想推進交付金」を活用して市内21区の拠点施設を対象としたWi-Fi整備事業を実施し、近年増加しつつある災害への備えとして、避難時のスムーズな情報取得および外部との連絡が可能な通信手段の確保を目的にバッファローの無線LANアクセスポイントを用いて各施設にWi-Fi環境を構築しました。

採用商品

WAPM-1266RWAPM-1266R

https://www.buffalo.jp/product/detail/wapm-1266r.html

関連ページ

長野県岡谷市 公式サイト(外部サイト) 

https://www.city.okaya.lg.jp/

導入事例ページ

https://www.buffalo.jp/biz/jirei/detail/government-okaya.html

 

 

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