Jamf Japan 合同会社/Jamfを活用した「Bayat-MATTERイノベーションハブ」をアフガニスタンに開設

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JamfとMATTERによるイノベーションハブが、世界の恵まれない地域で運営

Apple Enterprise ManagementのスタンダードとなっているJamf (NASDAQ:JAMF)は、グローバルな非営利団体であるMATTERと共同で、アフガニスタンのカブールに「Bayat-MATTERイノベーションハブ(MIH)」を開設したことを発表しました。Bayat-MATTERイノベーションハブは、教育機会に恵まれない児童生徒にテクノロジーを活用したアクティブな学習環境を提供し、将来に必要なスキルを身に付けてもらうことを目的としています。この素晴らしい最先端の施設は、アフガニスタン最大の人権擁護団体であるBayat財団が、JamfおよびMATTERと協力のもと、アフガニスタン女性の生活向上のために構想したものです。

MATTERイノベーションハブ:第4次産業革命に向けた子どもたちの育成
新設されたカブールのハブのほかに、ハイチ、ウガンダ、ジンバブエ、セネガル、ミネソタに12か所のMATTERイノベーションハブがあり、そのすべての地域が教育機会の乏しいコミュニティを抱えています。これらのハブではテクノロジーを活用したアクティブラーニングを追求しています。この教育モデルでは、教師が進行役となって児童生徒の学習、議論、探求を促し、将来の成功に必要なスキルを習得できるようにします。

Jamfのスタッフ、Jamf Nation Global Foundation、その他のパートナーの支援を受け、ハブにはiPad、OSMOの学習教材、Spheroの教育テクノロジー、多数の教育用アプリが揃っており、児童生徒のスキル向上に必要なテクノロジーを提供しています。MIHプログラムで使用するために選ばれたツールは、物理とデジタルのインタラクションをサポートし、複数の入力オプション(タッチ、音声、カメラなど)を備えています。

ほとんどの施設には児童生徒用のiPadが25台以上あり、300~600人の学習者に対応することができます。初等カリキュラムは、AppleのEveryone Can CodeプログラムとEveryone Can Createプログラムを中心としています。これらのカリキュラムを円滑に実施するために、Jamfの安定したAppleデバイス管理ソリューションを利用し、共有デバイスで個人のユーザーアカウントを使用できるようにしています。教師はAppleの「クラスルーム」アプリとJamfを利用することで、簡単に学習指導を行い、集中を妨げる要因を可能な限り排除し、児童生徒用デバイスを管理することができます。また、ハブではApple School Managerを利用しています。これは、ITスタッフがAppleデバイスを迅速かつ効率的に導入することができるウェブベースのポータルです。JamfとMATTERのパートナーシップのおかげで、MATTERイノベーションハブは世界中の児童生徒にテクノロジーの力で教育の機会を提供することができます。

若い女性に新たな成功への道を示すアフガニスタンの最新ハブ
Bayat財団はアフガニスタン最大の人権擁護団体であり、あらゆる年齢層のアフガニスタン人女性の生活向上に取り組んでいます。財団理事のマリアム・バヤト(Mariam Bayat)氏は、教育は女性が国の再建に貢献するために不可欠なツールであると考えています。Bayat-MATTERイノベーションハブの開設により、アフガニスタンの若い女性は義務教育のカリキュラム以上の教育を受ける機会を得ることができます。

MATTERのプレジデント、クエントン・マーティ(Quenton Marty)氏は次のように述べています。「MATTERは、JamfとBayat財団とのコラボレーションにより、アフガニスタンのカブールにある赤新月社構内のMichelle Bayat Schoolに新たなSTEM/STEAM教育の機会を設けられることを嬉しく思います。イノベーションハブでは、最新のテクノロジーとクラスルーム管理ツールを利用し、近隣コミュニティの子どもたちやアフガニスタン周辺地域からの難民の子どもたちが新しい学習方法を実践することができます。このパートナーシップを通じて、コミュニティや国のリーダーになる新たなチャンスをアフガニスタンの少女たちに与えられることを期待しています」

現在イノベーションハブが対象としているのは小学校低学年の児童ですが、カブールの新しいMIHでは高校生までを対象とする予定です。このプログラムは、iPadとインターネットがあれば、誰もがどこからでも、何でも学習できることを前提としています。児童生徒は、住居を移すことなく、短期間でコーディングの集中コースを受講したり、アプリの設計方法を学んだり、音楽やアートを制作たり、職を得ることができます。

Jamfのグローバル教育ストラテジスト、デイブ・ソルトマーシュ(Dave Saltmarsh)は次のように述べています。「これらのイノベーションハブは、水面下での甚大な努力の末に実現しています。新たな機会を生み出し、児童生徒にテクノロジーを届けるためには、MATTERやBayat財団のようなパートナーが必要不可欠です。ハブでは、児童生徒が高性能のApple製品やアプリベースのSTEM/STEAMカリキュラムを利用し、クリティカルシンキング、問題解決、コラボレーション、クリエイティビティといった新たなスキルを身に付けることができます」
 
MATTERについて
MATTERは、ミネソタ州を拠点とするグローバルNGOです。優れた企業、専門家、問題解決家、夢想家、実行家を集めて、世界を変えることができる大きなアイディアを形にしています。このコラボレーション活動により、保健へのアクセス、子どもと家庭の健康的な食事、再生農業、児童生徒中心の教育に関するソリューションを促進し、これまで合わせて1,400万人以上の生活に影響を与えてきました。MATTERの指針となる信念は、「YOU MATTER」(あなたが大切)というシンプルで力強い言葉で表現されています。詳しくは、www.matter.ngoをご覧ください。

Jamfについて
Apple Enterprise ManagementのスタンダードであるJamfは、ソフトウェアとJamf Nation(Appleのみに重点を置いた世界最大のIT管理者オンラインコミュニティ)を通じて、企業、学校、行政機関で人々に愛される伝説的なAppleエクスペリエンスを拡大します。
Jamfに関する詳細は、https://www.jamf.com/ja/ をご覧ください。

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・Twitter : @JamfJP
・Facebook : https://www.facebook.com/JamfJP/

 

 

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