日本電気/NEC、ツクイの無線LANネットワークを構築

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

デジタル活用を加速させるためのインフラ基盤を整備

 NECは、株式会社ツクイホールディングス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:高畠毅)の子会社である株式会社ツクイ(同、以下 ツクイ)が全国展開する約600の事業所や施設にデジタル活用のインフラとして「UNIVERGE QXシリーズ」のLANスイッチおよびアクセスポイントとクラウド型統合管理サービス「NetMeister」により無線LANネットワークを構築し、稼働を開始しました。

 「超高齢社会の課題に向き合い人生100年幸福に生きる時代を創る」をMissionとし、デイサービスや訪問介護サービスなどの在宅介護サービスから、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどの居住系介護サービスまで、多様な介護サービスを提供しているツクイは、利用者ニーズが高まる中、限られた人材でいかに多くのお客様に高品質なサービスを提供し続けるかが課題となっていました。

 導入したネットワークは「UNIVERGE QXシリーズ」とクラウド型統合管理サービス「NetMeister」で構成されています。高品質で信頼性の高いLANスイッチおよびアクセスポイントにより、お客様の健康や命にかかわる見守りシステムのようなミッションクリティカル性が求められるネットワークを実現しました。
 施設内どこでもさまざまなデバイスをつなぐことのできる無線LANネットワークの一斉展開により、ベッド上の状態やバイタル情報をセンシングしてモニタリングを行う見守りシステムで、お客様の状態をどこにいても確認できる安心感から、スタッフの体力面および精神面の負担を軽減しました。

 またクラウドを通じてリモートからネットワークの監視、運用を行える「NetMeister」により、運用の効率化と属人性の解消を実現しました。

 NECはツクイへの無線LANネットワークの提供をはじめ、ネットワークを柔軟に活用し、人・モノが生み出すデータを産業の枠を超えて賢くつなぐ「NEC Smart Connectivity」(注1)の提供を加速し、新たな社会価値を創造していきます。

以上

<事例の詳細について>
https://jpn.nec.com/sdn/case/tsukui-hd
<UNIVERGE QXシリーズについて>
https://jpn.nec.com/qxseries/index.html
<NetMeisterについて>
https://www.necplatforms.co.jp/product/netmeister/

 (注1)

NECが培ってきたネットワークの技術や関連ソリューションの知見・実績を活かした、ネットワークサービスの総称です。5GからWiFiまでネットワークを活用し、社会インフラや製造、リテールなど様々な領域において、これまでつながることのなかったサービス・データを安全に柔軟につなぎ、デジタルトランスフォーメーションを実現します。

 

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。