ヴイエムウェア/VMware、6G技術の活用に向けて、ドイツの大学と「生活の自動化」に関する共同研究を推進

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ドレスデン工科大学の6G-lifeとCeTI、ベルリン工科大学の通信ネットワーク グループ(TKN)に対する研究助成を発表

*本内容は、2022年3月3日(スペイン時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の翻訳版です。
【2022年3月3日(スペイン時間)バルセロナ発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、Automating Life(生活の自動化)[ https://octo.vmware.com/re-imagining-the-internet-for-planet-scale-automation/ ]に取り組むビジョンの発表を行いました。このビジョンの根底には、クラウド、ネットワーク、AI技術の融合と、公平性、持続可能性、信頼性に基づいた信念があります。6G技術の円滑な活用に向けて、これら基盤技術の進化が、人々の行動、社会、テクノロジの進化のサイクルと調和し、互いに影響を与えながら、継続的な進化を形成していくことが必要です。

ドレスデン工科大学のフランク・フィツェック(Frank Fitzek)教授の指揮のもと、Centre for Tactile Internet with Human-in-the-Loop(CeTI)[ https://ceti.one/ ]と6G-lifeハブ[ https://6g-life.de/ ]では、5G以降のインテリジェント通信ネットワークを介して、人々が物理環境またはデジタル環境のサイバー物理システムと準リアルタイムでやり取りできるよう研究しています。このようなやり取りが可能になれば、多様な性別、年齢、文化的背景、身体的制限を持つ人々が、リモート環境に公平にアクセスできるようになります。この取り組みは、スキルや専門知識へのアクセスをより開かれたものにするとともに、サステナビリティ、セキュリティ、耐障害性、レイテンシに関する最先端の研究への大きな可能性も秘めています。

ドレスデン工科大学 ドイツ テレコム(通信ネットワーク)学部 教授兼学部長
フランク・フィツェック(Frank Fitzek)氏 コメント:
「VMwareの協力を得て、6Gの活用に向けて重要な役割を果たす研究やイノベーションを推進できることを嬉しく思います。6G-lifeは、サステナビリティ、セキュリティ、耐障害性、レイテンシに対する新しいアプローチを提供するためにスタートしました。VMwareとのコラボレーションは、Cluster of Excellence CeTIのTactile Internet、5G通信ネットワーク、量子通信、人工知能(AI)の活用手法などの特定分野における私たちの先進的な研究を推進するのに大きな力となるでしょう」

クラウド、ネットワーク、AIの融合が6Gに極めて重要な役割を果たす際には、分散システム、データ管理、コンピューティングに対する斬新な発想が不可欠です。ファルコ・ドレスラー(Falko Dressler)教授が率いるベルリン工科大学の通信ネットワーク グループ[ https://www.tkn.tu-berlin.de/telecommunication_networks_tkn/ ]は、その確かな実績と専門知識に基づき、将来に向けた仮想エッジ コンピューティング、機械学習とネットワーキング、6G時代の分散データ管理のための斬新なソリューションを開発しています。

ベルリン工科大学 通信ネットワーク学科 教授兼学科長
ファルコ・ドレスラー(Falko Dressler)氏 コメント:
「VMwareとのコラボレーションを開始できることを嬉しく思っています。モバイル エッジ システムの複数のレイヤーを仮想化することにより、柔軟性が向上する一方、複雑性が増す可能性があります。コアからエッジ、エンド デバイスへと連続する究極の仮想化によって生じる複雑性を、機械学習(ML)を活用して克服していけば、6G活用への道筋を切り拓く最先端研究への新たなフロンティアが開かれるでしょう」

「生活の自動化」に取り組む国際的な研究エコシステム
今回発表した研究助成金は、VMwareがIEEE FNIおよびカナダのMitacsと共同で立ち上げたDigital Equity Grid Innovation(TETRA)イニシアチブ[ https://news.vmware.com/releases/vmware-mitacs-partnership ]と連携した、「生活の自動化」に関する研究と発見を促すものです。VMwareは今後も同様の助成金支給やパートナシップを通じ、世界中で研究とイノベーションのポートフォリオを拡充していきます。

VMware, Inc. 分散エッジ担当上級副社長 カニズ・マハディ(Kaniz Mahdi)コメント:
「人々が変化し、テクノロジが進化し、それに社会が対応するという進化の連続性こそが、VMwareが目指す、6G活用への道筋を切り開く方法といえます。たとえば、生活の向上や節約につながるニーズを中心としたテクノロジを推進すること、つまりテクノロジに左右されるのではなく、人々が望む形でテクノロジとともに成長することが重要です。VMwareは、人間中心の技術でワイヤレスの未来を形作るという使命のもと、Fitzek教授とFalko教授を支援できることを光栄に思います」

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
https://news.vmware.com/releases/automating-life-6g

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

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