遠江(とおとうみ)国分寺(国特別史跡)

▼遠江国分寺跡

約180m四方の敷地内に、七重塔の礎石・金堂礎石・土塁などがある。南大門・中門・金堂・講堂・回廊跡などが発掘調査で確認された。

伽藍配置は東大寺様式で奈良時代後期、750年代に建てられたものと考えられている。当時は七重塔をはじめ七堂伽藍がそびえていたが弘仁10(819)年に焼失した。

遠江国分寺は全国的にも最もよく遺構の整ったものである。

  (磐田市教育委員会資料より)
▼塔跡
塔の規模は9.6m四方の七重塔で高さ66mと推定される。

▼金堂跡
基壇は間口33m奥行21.9m高さ0.99mあり、堂の規模は間口24.8m奥行15.7mと推定される。

▼講堂跡
基壇の規模は間口29.1m奥行18.3mであるが堂の建物の大きさは不明である。

▼廻廊跡
西廻廊に礎石2、根石10が発見された。廻廊の幅は7.5m柱間は3mの復廊と推定される。

▼中門跡
金堂より南に54.5mの位置ににあり廻廊の中心にあたる。建物の規模は不明である。

▼南大門跡
金堂より90.9m南にあり金堂正面にある。建物の大きさは不明で、南大門をくぐって寺域に入ったものと推定される。