tanuki 帰ってきた狸秘話
この、いわゆる陶器製の縁起物狸は店がオープンしてから程なくウチのシンボルとして嫁いで(?)来ました。
酒好きな店長の体形とそっくりであり、店長代理の肩書をあたえたのでありました。しばらく、本当の店長同様、愛嬌をふりまき近所の子供たちの人気を独り占めにしていたのですが5〜6年ほど前の年末、押し詰まること29日くらいだったか、忽然と姿を消したのです。
気が付いたのは年が明けてから、なんかいつもの場所がさっぱりしている。たしか、28日には居たぞ。 そうなんです、金目のものがなかった替わりにか、盗まれてしまったのです。

「なんであんなもの?」「リサイクルショップに売り飛ばしたんだろうね。」 「いったいいくらで売れたのだろう?」「盗んだ人、これで年が越せたのだろうか。」という憶測が家族中で飛び交い、占い師に相談すれば、「こういうものを盗んだ者は散々な目に合う。あなたたちは、もう一回り大きいものを置きなさい。」という助言をいただいた。
そこで、ここにいた数年の間、店長のおなかもいっそう丸くなったのを参考に、さらにぽっちゃり顔の新店長代理を迎え、ちょうどアップしたホームページにも登場して頂いたのでした。
この新店長代理は、ホームページ上では、お茶の注文ページのアクセス数より上回るという快挙を成し遂げ、現在活躍中であります。(写真下)

初代店長代理の存在もおぼろげになった、1999年4/10の朝、いつものように店の脇に車を留めるためハンドルを左いっぱい切った瞬間、視界の限界、物体とも動体とも区別の付かない視野に茶色だけが飛び込んできた。
車から降りれば、狸の焼き物。 「だれだい、こんなとこに置きっぱなしにしやがって。注文した覚えは無いぞ。」
「まてよ?これはあのときの.....」
彼の持っている徳利には普通○に漢字の八の屋号が書いてある。わたしはその裏に、ウチの屋号○に漢字の七をマジックで書いたのでした。
残っている、その痕跡が。まさしくあの初代店長代理だったのです。 ひさびさのご対面に感慨深く、デジカメで記念写真を撮り、ここに掲載いたしました。
この珍事に、「きっと散々な目にあったから、こんなもん持ってられんと思って返したんだろう。」「なんで盗んだのだろう?ウチがよっぽどうらやましかったのかね?」なんてまたまた色々な憶測が飛び交うことになりました。

盗んで、返した人、被害届も出してはいませんから、咎めはいたしません。
もしもしこのページをみていたら匿名の手紙、メール、ファックス、なんでも結構ですから、あなたのこの狸と過ごした数年間に起こった出来事を報告してください。
(悲惨な出来事の報告を期待している自分が怖い。)
あーーー!!今度は蛙がいない!!←Click Here
00.2/20頃
tanuki


←二代目店長代理 [まるしちホームページへ]

ちなみに、20数年前に、ここ森町にある「石松の墓」が盗まれるという事件が起こった。墓石は賭け事や勝運に御利益があるとかで人気が有り、犯人は墓を削っているうちに台座から折れてしまったのを持ち帰ったのだった。この犯人、事業に失敗するは、借金はふくらむは、それこそ散々の日々を過ごしたのだそうだ。なんかウチのも因縁みたい。








2stamukiツーショット狸