ダイワ通信/エッジAI機器IWA BOXの新発売に関するお知らせ

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既存の防犯カメラに接続して行動認識機能を追加

ダイワ通信株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:岩本秀成、以下「当社」)は、AIソリューションの取り組みとして、エッジAI(※)機器「IWA BOX」を開発し、販売することをお知らせいたします。
※ エッジAIとは、AIをエッジ(端:デバイスや端末)に搭載し、そのエッジで処理を行うこと。

■ニーズ及び課題

 昨今、非対面/非接触のニーズが急激に進み、人手不足や人口減少への対応や、DX推進にともなう業務の省人化/無人化の需要が増えてきたことから、VCA機能(画像解析)が搭載された監視カメラが増えてきております。しかしながら、VCA機能を搭載したカメラシステムへの入れ替えとなると、機器本体費用に加え、交換にかかる作業費などコスト面が高くなり、導入のハードルが上がってしまう現状があります。一方で、高いコストをかけて導入したシステムでも、「想定していたような認識精度が出ない」などの課題も増えてきております。

そこで当社ではこうした課題を解決すべく、既存の防犯カメラに接続するだけで、“行動認識”の機能をプラスすることができる、エッジAI端末「IWA BOX」を販売します。本端末を導入することで、既存の防犯カメラを、録画するだけの機器から映像を利活用して新たな付加価値をつくる機器へとアップデートします。

 通報装置等の機器と連動することによって、特定行動を検知すると管理者に対してアラートで知らせることができるため、例えば、以下のシーンでの活用が期待できます。

▷振込詐欺被害防止をサポート

 携帯電話で通話しながらATMを操作している人を検知

▷現場安全管理のサポート

 建設現場、製造工場内で倒れている人を検知

▷迷惑行為への牽制

 禁煙エリアでの喫煙行為を検知

■製品特長

既設の防犯カメラシステムに追加するだけで、様々な行動分析・検知ができます。

▷既存の防犯カメラシステムのネットワークに端末を接続するだけで、AI画像解析を始められるため、低コストでシステム更新が可能です。

▷1台のエッジAI端末で、最大4台のカメラを接続できます。RTSPまたはONVIFプロトコルで多くのIPカメラをサポートします。

▷同時に複数の行動分析・検知ができます。カメラごとに、異なる行動分析・検知ができます。

▷クラウドへの接続不要です。クローズドな環境で利用できます。

▷月額利用料など、ランニング費用はありません。

■今後の展望

まずは全国の金融機関、ゼネコン向けにIWA BOXを導入いただけるよう展開するとともに、各業態ならではの要望があった際には、検知できる行動のバリエーションを増やすなど、カスタマイズ開発を進めてまいります。

当社では、今後もデジタルテクノロジーを用いて、誰もが安心・安全・便利に暮らせる未来の街『Safe City』の実現に向け、当社は様々なソリューションの提供に取り組んでまいります。

※本リリースに記載されている情報は発表日現在のものです。時間の経過あるいは後発的なさまざまな事象によって内容に変更が生じる可能性があります。あらかじめご了承ください。

【本製品に関するお問合せ先】

ダイワ通信株式会社 セキュリティ事業部

石川県金沢市入江二丁目180番地 TEL:076-291-4001

 ※会社名、製品名は当社の商標または登録商標です。

 

 

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