エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ/ネットワーク可視化/自動化&マップベースマネジメント「NetworkBrain Ver.11.1」提供開始

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ネットワーク正常性診断のマップ表示イメージ

拡張性の高いノーコードのネットワーク自動化機能により運用自動化を推進

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:伊東 匡)は、ネットワーク可視化/自動化&マップベースマネジメント「NetworkBrain」の新バージョン(Ver.11.1)を2023年10月12日から提供開始します。

NetworkBrainは自動で作成されるネットワークマップをインターフェイスとして、ドキュメンテーション・トラブルシューティング・設定変更の自動化を提供します。今まで人の手で行っていたネットワークマップの作成作業は自動化され、ネットワーク運用に必要な情報であるコンフィグレーション・ルーティング・ステータス・CLIコマンドの結果がマップ上に可視化されることにより、トラブルシュートにかかる時間を大幅に短縮します。

今までのネットワーク監視では、機器の死活監視、CPUやメモリーの使用率監視からデバイス単体が異常であるという情報が得られるのみで、ネットワークサービス全体の正常性を診断するためには、ネットワーク機器にログインし、複数のCLIコマンドを実行した結果から判断する作業が必要でした。この度リリースされる「NetworkBrain Ver.11.1」では、ノーコードのネットワーク運用自動化機能によりネットワークはインテントベースで管理され、時間のかかるネットワークサービス正常性の診断作業が自動化されます。インテントベースでの管理機能は、容易にネットワーク全体に拡張でき、サービス正常性の継続的な自動診断や一つの画面で結果を確認できるダッシュボードが提供されます。また、誰でも迅速にネットワークの問題を診断できるチャットボット機能も追加されました。これらの新機能とNetworkBrainにより作成されるマップが統合され、ノーコードによるネットワーク運用自動化を推進します。

■ NetworkBrain Ver.11.1の主な追加機能
(1) Network Intent機能の強化:
Network Intent機能では、事前にネットワーク設計に対して意図された動作状態やベースラインを定義しておくことで、ネットワークサービスの正常性を診断する際に実施しているCLIコマンド結果の特定の値を参照して可否を判断する作業をノーコードで自動化します。また、CLIコマンドで出力された値を次のCLIコマンド入力に使用するなど高度な診断自動化も実装することができます。作成した診断項目は他の機器に複製することができ、容易にネットワーク全体に拡張されます。診断結果はNetworkBrainにより作成されたマップ上にハイライト表示され、異常のある機器を可視化します。

ネットワーク正常性診断のマップ表示イメージネットワーク正常性診断のマップ表示イメージ

(2) チャットボット機能:
NetworkBrainの専門知識を持たないネットワークオペレーターでも、シンプルなWEBベースのチャットボットから対話型でインテントベースの自動化を実行してネットワークの問題を診断することができます。

(3) パブリッククラウドサポートの強化:
新バージョンでは、従来のバージョンでサポートされていたAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureに加え、Google Cloud Platform(GCP)のパブリッククラウド環境の可視化がサポートされます。インテントベースの診断自動化はクラウドにも拡張され、ハイブリッドネットワーク全体にエンドツーエンドの可視性とトラブルシューティングの効率化を提供します。

※ NetworkBrainはNetBrain Technologiesの登録商標です
※ 記載された会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。