シーメンス/2022年度第4四半期決算

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期間:2022年7月1日9月30日

2022年度も優れた業績を達成 – 好調を維持して第4四半期を終了
シーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「シーメンスは2022年度も優れた業績を上げ、インダストリービジネスにおいては100億ユーロを超える過去最高の利益を達成しました。当社の戦略を着実に実行し、市場シェアを獲得し、価値の高いの成長を実現しています。デジタル事業の売上が予想を上回る伸びを示すなど、当社のハードウェアおよびソフトウェア製品やサービスに対する旺盛な需要が続いています。厳しい環境に置かれた1年でしたが、当社の社員は素晴らしい貢献をしてくれました」と述べています。

シーメンスAGのラルフ・P・トーマス取締役CFOは、「シーメンスは常に高い業績を上げている企業です。インダストリービジネスの利益が過去最高を記録したことに加え、全体で82億ユーロのフリーキャッシュフローを生み出し、これも2022年度として非常に良い水準となりました。また、好調な業績を受け、株主の皆様へも利益を還元いたします。1株あたり4.25ユーロへの増配、それに伴う4.2%の配当利回り、自社株買いの加速、さらに発行済株式数の減少により、当社は今後とも非常に魅力的な投資先であり続けます」と述べています。

·    第4四半期の売上高は前年同期比18%増の206億ユーロ、受注高は同14%増の218億ユーロで、出荷受注比率(BBレシオ)は1.06。

·    為替変動とポートフォリオの影響を除いた前年同期比では、売上は12%増、受注は7%増。

·    インダストリービジネスの利益は38%増の32億ユーロ、利益率は16.2%、インダストリービジネスの全分野で増益。

·    当四半期の純利益は、好調なインダストリービジネス、およびシーメンス・ロジスティクスの郵便・小包取扱い事業の売却益により、2倍以上の29億ユーロ。これに対応する基本1株当たり利益(EPS)は3.39ユーロ、企業買収時の取得原価配分前EPS(PPA前EPS)は3.59ユーロに上昇。

·    継続事業および非継続事業からのフリーキャッシュフローは35億ユーロ。

·    2022年度通期の業績も好調であり、受注高は25%増の890億ユーロ、売上高は16%増の720億ユーロ、BBレシオは1.24。前年度比では、受注高は17%増、売上高は8.2%増と、当社のガイダンスを上回る伸びを記録。

·    2022年度のインダストリービジネスの利益は前年比17%増で過去最高の103億ユーロ、純利益は44億ユーロ、これに対応する基本EPSは4.65ユーロ、さらにPPA前EPSは5.47ユーロであり、2022年度第3四半期に発表したガイダンスを達成。基本EPS、PPA前EPSともに、2022年第3四半期にシーメンス・エナジー株式会社株式について計上した、現金支出を伴わない減損に関連する1株当たり3.37ユーロの負担が含まれている。継続事業と非継続事業からのフリーキャッシュフローは82億ユーロで、2021年度の記録的水準に匹敵するもの。

·    1株当たりの配当金を前年の4.00ユーロから4.25ユーロに増額することを提案。

続きはこちら(和文)
https://assets.new.siemens.com/siemens/assets/api/uuid:da5985c8-bd8c-4227-827e-aa1dbbac8716/2-HQCOPR202211166605EN-006-.pdf

【参考資料】 本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2022年11月17日(現地時間)に発表したプレスリリースの一部を日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)

https://press.siemens.com/global/en/pressrelease/earnings-release-q4-fy-2022

 

 

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