約7.8万円でDAP級音質!MOONDROP『MIAD01』日本発売 4.4mmバランス&デュアルDAC搭載5Gスマホで長時間再生を実現—音楽ファン必携の“ポータブルオーディオ融合端末”詳細解説

MOONDROP初の“ポータブルオーディオ融合スマホ”「MIAD01」登場

ハイエンドイヤホンで知られるMOONDROPが、5月22日に日本で発売した「MIAD01」は、Android 13スマートフォンに本格DAP(デジタルオーディオプレーヤー)級の音響回路を詰め込んだ意欲作だ。価格は税込77,400円で、円換算すると約7.8万円。“Mobile Internet Audio Device”の頭文字を冠するネーミング通り、通信・操作性と高音質再生を1台で完結させることを狙っている。発売告知はPR TIMESリリースで正式発表された。

6.7インチ有機ELの先端的な映像体験と、Cirrus Logic製MasterHiFi DACチップ×2基を中心に構築した独立オーディオモジュールを同居させた構造が特徴。スマホとしての汎用性と、高出力アンプ+低歪み回路による純粋な“聴く楽しみ”を両立し、「スマホは便利だけど音質が……」というジレンマを解消する。

4.4 mmバランス&3.5 mm端子を直挿し――徹底した音響設計

本体上部には4.4 mmバランス3.5 mmステレオの2系統ジャックを実装。Androidの強制SRC(サンプリングレート変換)をバイパスする独立基板と6層イマージョンゴールドPCBにより、ダイナミックレンジ132 dB/S/N比117 dBを達成している。電磁遮断シールドに包まれた回路は5G通信のノイズも抑制し、最大4 Vrms(バランス)の高出力でヘッドホンもパワフルにドライブ。

BluetoothはSBC/AAC/LDACをサポート。ワイヤレス派も有線派も満足できる仕様だ。さらに5000 mAhバッテリーと省電力設計の組み合わせで、バランス出力時でも連続27時間再生を公称。DAP顔負けのスタミナが、外出先での長時間リスニングを後押しする。詳細スペックはMOONDROP公式サイトでも確認可能だ。

スマホとしての使い勝手――Dimensity 7050+12 GB RAM

SoCはMediaTek Dimensity 7050(最大2.6 GHz×2+2.0 GHz×6)を採用。ミドルハイクラス相当の処理性能と12 GB LPDDR4X RAM、256 GB UFS 3.1ストレージを備え、日常アプリやゲームも快適だ。microSD(最大2 TB)対応のハイブリッドスロットで音源を大量保存できるのも音楽特化端末ならでは。

ディスプレイは120 Hz駆動/フルHD+(2460×1080)のフレキシブルOLED。1920 Hz高周波PWM調光で目に優しく、映像鑑賞やSNS閲覧も快適。USB Type-C(USB 3.0)、デュアルnano SIM、5G SA/NSAの主要バンドも押さえ、カメラは64 MP+8 MPのデュアル背面+32 MPフロントと必要十分だ。

販売チャネルと価格――約7.8万円でDAP級クオリティ

店頭販売はe☆イヤホン、イオシス、ビックカメラ、ヨドバシカメラの4系列でスタートし、オンラインでも順次取り扱い予定。店頭実勢はリリース通り77,400円(税込)で、ハイエンドDAP単体より手頃に“スマホ+高音質”環境を構築できる点が大きな魅力だ。発売翌日に取材記事を掲載したAKIBA PC Hotline!によれば、秋葉原では試聴展示を行う店舗もあり、購入前に音を確かめられる。

33 W PD急速充電対応で、バッテリー残量を気にせず持ち歩けるのも実用的。価格と性能のバランスが“オーディオ特化スマホ”という新市場を切り拓く存在感を放つ。

競合との違い――専用DAP+一般スマホでは得られない統合体験

一般的なミドルレンジ5Gスマホは3.5 mm端子すら非搭載が主流で、4.4 mmバランス出力やデュアルDACはまず望めない。一方、高級DAPは音質最優先ゆえ通信機能やアプリの自由度が限られがちだ。「MIAD01」は両者の弱点を補完し、Androidアプリでのストリーミング再生をネイティブビットレートで楽しめる希少な選択肢となる。

  • 4.4 mm/3.5 mmダブルジャックを本体実装
  • スマホ同等のUI/通信機能を維持
  • 約7.8万円でミドルレンジ端末+ハイファイ回路を両取り

ポータブルオーディオファンはもちろん、イヤホンリスニングを日常化するライトユーザーにとっても、機器構成をシンプルにできるメリットは大きい。

まとめ――“音楽中心ライフ”を1台で完結させたい人へ

「MIAD01」は、スマホに端子アダプターを挿し替え、別途DAPを持ち歩き……という煩雑さを解消するワンデバイス戦略の解答だ。4.4 mmバランス出力でお気に入りのヘッドホンを鳴らしつつ、5Gでハイレゾストリーミングをシームレスに楽しめる軽快さは代替がきかない。バッテリーライフやディスプレイ性能も犠牲にせず、日常スマホとしての快適性を保った点が魅力を底上げしている。

有線派もワイヤレス派も取り込む柔軟性、そして約7.8万円という手の届く価格設定。MOONDROPがオーディオ市場で培ったノウハウをスマホ領域に落とし込んだ本機は、“音楽のために選ぶスマートフォン”という新しい購買動機を示してくれた。次なるアップデートや上位機種の登場にも期待しつつ、まずは店頭でそのサウンドを体感してみてほしい。

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