田宮慎一郎

NVIDIA/NVIDIA Grace Hopper Superchip が JUPITER を強化、科学的発見における AIを推進する新しいクラスのスーパーコンピューターを定義

NVIDIA GH200 が、材料科学、気候研究、創薬などの壮大な課題に取り組むためスーパーコンピューティングの新時代を切り開く

デンバー—SC23—2023 年11 月13 日 — NVIDIA は本日、AI 主導の科学的ブレイクスルー実現のための新しいクラスのスーパーコンピューターとして構築された JUPITER が、NVIDIA Grace Hopper™ アクセラレーテッド コンピューティング アーキテクチャを搭載し、AI およびシミュレーションのワークロードに極めて大規模なコンピューティング能力を提供することを発表しました。

ドイツの Forschungszentrum Jülich 施設で運営される JUPITER (EuroHPC Joint Undertaining が所有し、Eviden および ParTec と契約) は、NVIDIA、ParTec、Eviden、SiPearl と協力して構築され、気候と気象研究、材料科学、創薬、生産工学、量子コンピューティングに関する基盤 AI モデルの作成を加速します。

JUPITER は、クアッド NVIDIA GH200 Grace Hopper Superchip(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/grace-hopper-superchip/) ノード構成のデビューを飾り、Eviden の BullSequana XH3000 水冷アーキテクチャに基づいており、NVIDIA Quantum-2 InfiniBand(https://www.nvidia.com/ja-jp/networking/quantum2/)ネットワーキング プラットフォームと相互接続された 24,000 基近くの GH200 チップで構成されます。世界で最も強力な AI システムとなる JUPITER は、AI トレーニングで 90 エクサフロップスを超えるパフォーマンス (ユーリッヒの以前の JUWELS Booster システムの 45 倍)、およびハイ パフォーマンス コンピューティング (HPC) アプリケーションで 1 エクサフロップスを超えるパフォーマンスを実現しながら、消費電力はわずか 18.2 メガワットです。

クアッド GH200 は、288 基の Arm Neoverse コアを備え、最大 2.3 テラバイトの高速メモリを使用して、16 ペタフロップスの AI パフォーマンスを達成できる革新的なノード アーキテクチャを備えています。4 基の GH200 は、高速な NVIDIA NVLink® 接続を通じてネットワーク化されています。

NVIDIA のハイパースケールおよび HPC 担当 バイス プレジデント、イアン バック (Ian Buck) は次のように述べています。「NVIDIA GH200 を搭載し、NVIDIAの高度な AI ソフトウェアを使用する JUPITER スーパーコンピューターは、エクサスケールの AI および HPC パフォーマンスを提供し、現代における最大の科学的課題に取り組むことができます。この画期的なシステムにおける Jülich、Eviden、ParTec との取り組みは、科学技術の最前線を前進させる AI スーパーコンピューティングの新時代の到来をもたらすでしょう」

ユーリッヒ スーパーコンピューティング センターの所長、Thomas Lippert 氏は次のように述べています。「JUPITER の中心には NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティング プラットフォームがあり、これは科学研究に革命をもたらす画期的なシステムです。JUPITER は、エクサスケール AI とエクサスケール HPC を世界最高の AI ソフトウェア エコシステムと組み合わせ、基盤モデルのトレーニングを新たな高みに引き上げるでしょう」

Eviden のグループ シニア バイス プレジデント兼 HPC、AI、量子のグローバル責任者である Emmanuel Le Roux 氏は次のように述べています。「ユーリッヒ スーパーコンピューティング センターの JUPITER システムは、Evidenが NVIDIA GH200 で達成した、大きな進歩の最新の例です。NVIDIA と協力して、革新的な GH200 を BullSequana XH3000 スーパーコンピューターに統合することで、研究および科学コミュニティがシミュレーションの限界を押し広げ、科学的課題に取り組み、未知の発見を加速できるようになるでしょう」

JUPITER スーパーコンピューターは、NVIDIA のソフトウェア ソリューションのフルスタックを組み合わせて、次の分野を含む世界で最も困難な課題のいくつかを解決する新しいクラスのスーパーコンピューターを定義します。

・気候と気象の予測 — NVIDIA Earth-2(https://www.nvidia.com/ja-jp/high-performance-computing/earth-2/) フルスタック オープン プラットフォームを使用した高解像度の気候と気象のシミュレーションの高速化とインタラクティブなビジュアラゼーションにより、Earth Virtualization Engines (EVE) イニシアチブなどのグローバル プロジェクトに参加します。

・創薬 — NVIDIA BioNeMo™(https://www.nvidia.com/ja-jp/gpu-cloud/bionemo/) および NVIDIA Clara™(https://www.nvidia.com/ja-jp/clara/) プラットフォームを使用して、創薬に重要なモデルの開発と導入を簡素化し、高速化します。

・量子コンピューティング テクノロジ — NVIDIA cuQuantum(https://developer.nvidia.com/cuquantum-sdk) ソフトウェア開発キットと CUDA® Quantum(https://developer.nvidia.com/cuda-quantum) プラットフォームを通じて、量子コンピューティングの研究に大きな飛躍をもたらします。

・インダストリアル エンジニアリング — NVIDIA Modulus(https://developer.nvidia.com/modulus) フレームワークと NVIDIA Omniverse™(https://www.nvidia.com/ja-jp/omniverse/) プラットフォームを活用した AI アクセラレーテッド シミュレーションとデジタル ツインにより、エンジニアリング設計、開発、製造プロセスを変革します。

JUPITER システムの導入は 2024 年を予定しています。

JUPITER スーパーコンピューターの詳細については、イアン バック (Ian Buck) とユーリッヒ スーパーコンピューティング センターの Kristel Michielsen 教授が登壇する NVIDIA の SC23 特別講演(https://www.nvidia.com/ja-jp/events/supercomputing/#referrer=vanity)をご覧ください。

NVIDIA について

1993年の創業以来、NVIDIA(https://www.nvidia.com/ja-jp/) (NASDAQ: NVDA) はアクセラレーテッド コンピューティングのパイオニアです。同社が 1999 年に発明した GPU は、PC ゲーム市場の成長を促進し、コンピューター グラフィックスを再定義して、現代の AI の時代に火をつけながら、各種産業のデジタル化を後押ししています。NVIDIA は現在、業界を再形成しているデータセンター規模の製品を提供するフルスタック コンピューティング企業です。詳細は、こちらのリンクから:https://nvidianews.nvidia.com/

 

 

注目記事:MVNOとは?初心者にもわかりやすく解説 「本当に安くなるの?」

ストリートスマート/【12/6(水)開催|参加無料】AppSheet がまるっとわかる!セミナー 〜 サービスの特長からハンズオンまで 〜

社内の活用事例紹介や操作体験など、AppSheet の導入・活用の検討に役立つ内容満載です!

企業や教育機関のDXを支援する株式会社ストリートスマート(所在地:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:森田竜次、以下:ストリートスマート)は、2023年12月6日(水)、社内のDX推進や社員のリスキリングを検討する企業のご担当者様に向けて、AppSheet の無料セミナーを開催します。

  • セミナー詳細

近年、国内のノーコード・ローコード開発の市場は右肩上がりで、拡大傾向が今後も継続すると予測されています。企業のDXにおいて、非エンジニア職の社員が業務アプリを開発した事例の公開や、ノーコード・ローコード開発のサービスを導入検討する企業が増えています。

ノーコードでアプリ開発が可能な AppSheet は、企業向けの Google Cloud サービスの1つで、Google Workspace との親和性が高いサービスです。

本セミナーでは、AppSheet を活用する価値のご説明から、導入した企業の社内で利用されているアプリの事例紹介まで、社内のDX推進や社員のリスキリングを検討される企業のご担当者様向けに最適な内容をお届けします。

Google Cloud サービスのライセンス販売・開発をおこなう日本情報通信と、Google Workspace の活用を支援するストリートスマートの2社共催により、それぞれのスペシャリスト領域で豊富な知見を凝縮したコンテンツをお届けします。

▼お申し込みは下記エントリーフォームよりお願いします。

https://www.master-apps.jp/seminar/1916/

  • セミナーのポイント

  • このような方におすすめ

・企業内のDX推進担当で、業務改善を現場から実現したいと考えているご担当者様

・人事部門で、社員のリスキングを検討しているご担当者様

・Google Workspace を導入後、更に社内の活用を促進したいと考えている情報システムのご担当者様

  • セミナー概要

開催日:2023年12月6日(水)15:30-17:00

※進行状況により終了時間が前後する場合がございますので、予めご了承ください。

開催方法:オンライン

※開催前日までに、事務局から参加方法をご案内いたします

セミナー参加費:無料

お申し込み方法:エントリーフォームよりお申し込みください。

お申し込みURL:https://www.master-apps.jp/seminar/1916/

※〆切:2023年12月4日(月) 23:59まで(定員:制限なし)

※同業他社様の参加はご遠慮ください

セミナー構成:

・AppSheet の導入・活用の価値について

・AppSheet の導入から3年目、リアルな活用事例の紹介

 -どのような業務で AppSheet を活用しているのか?

 -どんな AppSheet のアプリを社内で作っているのか?

 -使ってわかった AppSheet が得意なこと、苦手なこと

・ハンズオン

 -AppSheet の操作方法をご体験いただきます

・QAタイム・アンケートのご案内

登壇者:

株式会社ストリートスマート:Enterprise事業部 事業部長 藤田康佑

企業向けの Google Workspace 導入・教育支援をおこなう事業領域でチームを率いて、「テクノロジーと『人』をつなぐ」ストリートスマートのミッション実現に向けた戦略策定・実行を担っています。

日本情報通信株式会社:常田秀明

長年システム開発に携わりクラウドの啓蒙活動に従事、2023年 Google Partner Top Engineer に選出。

<本リリースに関するお問い合わせ先>

株式会社ストリートスマート Enterprise事業部

メールアドレス:info@street-smart.co.jp

お問い合わせフォーム:https://www.master-apps.jp/inquiry/

株式会社ストリートスマート

2014年に Google トレーニングパートナーとして認定。現在は Work Transformation(働き方の変革)分野と、Education 分野の2つのスペシャライゼーション認定を持つ Google Cloud パートナー企業として、企業・教育機関向けのDXやICT教育の推進・活用支援、ならびにソリューションを提供しています。

各種お申し込み、ご相談はお気軽にお問い合わせください。

【会社概要】

会社名   :株式会社ストリートスマート

代表者   :代表取締役社長 森田 竜次

所在地   :大阪府大阪市北区堂島1-1-5 関電不動産梅田新道ビル 3階

設立    :2009年

資本金   :6000万円(資本準備金を含む)

従業員連結 :50名

事業内容  :企業と教育機関のDX推進事業

ホームページ:https://www.street-smart.co.jp/

Master Apps :https://www.master-apps.jp/

Master Program:https://www.master-apps.jp/master-program/

※ Google Workspace、AppSheet および Google Cloud は、Google LLC の商標です。

 

 

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静岡新聞社/フードロスの美味しい活用実験「yummy(闇)カレー祭」開催中!

2023年11月の土曜・日曜ランチ限定

静岡市内のスーパーで食品ロスとなった野菜や果物を飲食店にお届け!静岡市内13店舗で個性豊かなフードロス解消カレーが提供されます。

売れ残りや規格外品の活用を通じて食品ロスを考えるキャンペーン「静岡まかないフードフェス」の第2弾。今回は、小売店で発生する食品ロス野菜を使ったカレーを静岡市内の飲食13店舗が提供する「yummy(闇)カレー祭」(静岡新聞社・静岡放送主催)!11月の毎土日ランチで開催中です。

スーパーの店頭には置けないけれど、加工次第ではまだ食べられる野菜や果物を選別し飲食店に毎週お届け。

趣旨に賛同した飲食店は各店の個性を生かしオリジナルのカレーに仕立て提供します。食品ロスなのでどんな野菜が入るかわかりません。だから「闇(ヤミ〜)」カレー祭なのです!

野菜の選別には、食品ロスをはじめとした社会課題を学ぶ地元高校・大学生が、また配達は静岡市環境局ごみ減量推進課が担います。 
傷んだ葉を丁寧に取り除いた高校生は「廃棄予定でも、傷んだ部分を丁寧に取り除けば食べられる野菜が多いことを実感した」との感想も寄せてくれました。
各店のシェフが腕をふるった”yummy(闇)カレー”を食べて、あなたもフードロス削減を意識してみてください。

◆参加飲食店はこちら◆
https://www.at-s.com/event/article/flavor/1177346.html

 

 

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ブイキューブ/映像コミュニケーションサービスを展開するブイキューブ、Tencent Cloudと業務提携し国内での販売を開始

メタバースやライブ配信などに使える7製品をラインナップ

 株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内CEO:高田雅也、以下 ブイキューブ)は、Tencent のグローバルクラウドビジネス事業であるTencent Cloudと業務提携し、Tencent CloudのV+エリート パートナー*1として、日本国内におけるTencent Cloudの販売ならびに導入サポートサービスを提供開始することをお知らせいたします。
 提供するのはTencent Cloudの中で、映像コミュニケーションに深く関わる7製品で、ライブ配信やメタバース、ゲームや教育等のリッチで高品質なコミュニケーション実現に貢献します。

 ブイキューブは映像、音声SDKの提供を通じ、多くの企業が自社で映像配信サービスの立ち上げるために必要な映像配信エンジンをサービス提供しています。コロナ禍を経てオンラインで映像、音声を使った様々なサービスが文化として根付き、多くの企業に導入が進んでおります。

 一方で、システム運用に関するコスト削減やさらなるサービスを向上、改善したいという顧客からの要望を受け、そのソリューションとしてTencent Cloudの提供に至りました。

 今回、提供開始するTencent Cloudは主にライブ配信/ファンクラブサービス、動画配信サービス、メタバース/オンラインゲームサービスを提供する企業が抱える、以下のような課題を解決することを目指しています。

ライブ配信/ファンクラブサービス

課題:ライブ配信は視聴者がライバーへ直接コメントしたり、視聴者同士での交流ができたりするなど、インタラクティブな双方向コミュニケーションができることが最大の魅力です。一方で、ライバーと視聴者とのコミュニケーションが円滑にいかない場合や、誹謗中傷行為やポルノなどのトラブルが起こることもあります。より安全で楽しいライブ配信ができる環境が必要とされています。

ソリューション:

・コンテンツをAI検閲することで、誹謗中傷などの画像やコメントを判定し、運営社へ通知するなど、システムが自動的にアカウントを停止するなどによる安全性を確保できる

・チャットや投げ銭機能など、既存サービスへの追加が容易になる

・マルチビットレートによる視聴環境に依存せず、高画質な配信をユーザに届け、視聴体験を高められる

動画配信サービス

課題:円安による仕入れコストの増加や、動画コンテンツの需要の増加により、インフラコストが増加。また、管理機能の作り込みなどの開発工数の増加も課題となっています。

ソリューション:

・映像品質を変更せず配信データ量を削減する圧縮技術により、配信するトラフィックをコスト削減ができる

・コンテンツの保存、管理、編集、配信機能を備えたプラットフォームを提供する

・AIによるコンテンツ判別や自動字幕生成による動画編集の自動化する(ハイライト作成、モデレーション)

メタバース/ゲーム

課題:CGグラフィックの向上により高スペックなPCが必要。また、アンチボットによるゲーム内経済や競争環境への不正な影響や不公平な利益の獲得など、様々な不正行為に対応していく必要がある。

ソリューション:

・ローカルPCのスペックに影響されずに、動作が重たいアプリケーションの利用が可能になる

・最先端のセキュリティ機能を提供し、攻撃を早期に検知・防御し、ネットワークのエッジに存在する悪意のあるデータを排除。データセンターに殺到する大量のデータトラフィックの軽減が可能。

機能の詳細はこちらからご確認ください。

URL:https://www.tencentcloud.com/

ご利用、その他ご質問はこちらからお問い合わせください。

https://jp.vcube.com/form-inquiry-md06-tencent.html

 今後も様々なソリューションの提供を通して、コミュニケーションにまつわる課題解消へ貢献してまいります。

*1. Tencent Cloud V+エリート パートナーは メディア配信領域において、Tencent Cloudが重点的にサポートするハイランクのパートナーです。

【Tencent Cloudの概要 https://www.tencentcloud.com/

 世界で急成長しているクラウド企業の1社であるTencent Cloudは、現実世界の問題を解決する革新的なソリューションを生み出し、スマート産業のデジタル化への移行に注力しています。充実したグローバルインフラを通じ、クラウドコンピューティング、ビッグデータ分析、AI、IoT、ネットワークセキュリティ等を駆使し、業界をリードするクラウド製品とサービスを安定的かつ安全に世界中の企業に提供しています。

【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/

ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

 

 

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 ACCESS/カナダのISPのTargoが、IP Infusionの「OcNOS®」を採用し、既存ネットワーク機器との相互運用性を確保しつつ、バックボーンネットワークをアップグレード

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、カナダのインターネットサービスプロバイダ(ISP)のTargo(本社:カナダ・ケベック州・モントリオール)が、自社バックボーンネットワークのアップグレードとサービス提供のために、IP Infusionの 「OcNOS®」ソフトウェアとUfiSpaceとEdgecore Networksのハードウェアを導入したことを発表いたします。ロジスティクスとサポートは、同じくモントリオールを拠点とするオープンネットワーキングのスペシャリスト、E.C.I. Networksが担当しています。

Targoは無線ISPサービスをルーツとする急成長中のサービスプロバイダーです。旺盛な需要に後押しされ、無線プロバイダーから光ファイバーサービスの提供へと進化を遂げ、家庭向けサービスへも事業を拡大しています。この度のアップグレードにより、Targoはギガビット受動光ネットワーク(GPON:Gigabit Passive Optical Network)を構築しました。

トラフィク需要の増加と新サービスに対応するため、TargoはBGPルーターとエッジサービスに「OcNOS」を採用し、オーバーレイとしてVXLANを使用しています。「OcNOS」は、既存のCisco、MikroTik、Ubiquitiのネットワーク機器とのシームレスな相互運用性、並びに将来の拡張ニーズに対応する堅牢なプラットフォームを提供し、E.C.I.Networksは、バリュー・インテグレーターとして、オープンネットワーキングソリューションの選定、設計、調達、実装を支援し、Targo独自の要件を満たすようにシステム全体を設計しました。

Targo ネットワークアーキテクト Michel Blais氏は、

「OcNOSの機能とコストの組み合わせは、当社にとって驚きでした。オープンネットワーキング戦略は、設備投資を削減する上で通常のベンダーに代わる効果的な選択肢であり、継続的な運用コストの大幅な削減といった恩恵ももたらします」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、

「オープンネットワーキングは、市場にとって目新しいものから、主要ベンダーの提供する製品に代わる現実的でコスト重視の選択肢へと急速に移行しています。IP Infusionは、投資収益率(ROI)のためにパフォーマンスを犠牲にすることなく、他のネットワークベンダーと同等の機能群を提供し続けています」

と述べています。

■IP Infusionについて

IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。

https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて

ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。

※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

 

 

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